【格闘技/Bellator 279】堀口恭司、“寝技地獄”パトリック・ミックスとのグランプリ初戦は「瞬き厳禁の攻防」

堀口恭司(C)USA TODAY Sports/ロイター

RIZINバンタム級王者・堀口恭司は、4月23日(日本時間4月24日、メイン11時半~予定)に米ハワイ州のブライスデル・アリーナで行われる「Bellator 279」で、パトリック・ミックス(米国)とのBellatorバンタム級ワールドグランプリ(GP)準々決勝(1回戦)に臨む。

堀口は昨年12月のタイトルマッチでセルジオ・ペティスに敗れて王座奪還に失敗。今回は約4カ月ぶりとなる再起戦で、タイトルを掛けたリベンジ戦となる。今後の展望について、自身のYouTubeチャンネルでは「まずはトーナメントで優勝して、Bellatorのベルトを巻くこと」と語っていた。ベルト奪還に向けたトーナメント初戦が、ついに幕を開ける。

◆【速報/動画あり】堀口恭司、再起戦は失意の判定負け ミックスとの“泥仕合”で決定打欠く

■後半戦に勝機あり

対戦相手のミックスは、ここまで16戦15勝1敗のグラップラー。11勝を一本勝ちで决めており、そのうち第1ラウンドでの早期決着が8回と、試合序盤から積極的に仕掛けにいく傾向がある。得意とする寝技では、開始早々にタックルからのテイクダウンや組付きで極め力を発揮するのに対し、打撃はグラップリングに持ち込むために放つ程度で、決定力には欠ける印象だ。

唯一黒星を喫したフアン・アーチュレッタ戦では、第1、2ラウンドまでは積極的に自分のフィールドに持ち込むことでポイントを重ねたが、第3ラウンド以降はアーチュレッタにポイントを奪われ、特に最終ラウンドはガス欠状態で防戦一方となった。

堀口とミックスの試合は、2018年の大晦日大会「RIZIN.14」でのコールドウェイ戦と似た展開になると予想する。

ミックスは堀口のスピードを封じるためにも序盤からタックルを仕掛けてくるだろう。カーフキックで距離を取りつつテイクダウンを警戒する堀口が、タックルを切れるかが1つのポイントとなる。ミックスは今回も開始早々、一本勝ちを狙って全力で攻めてくる。対して堀口は最小限の力で極め急ぐミックスの体力を削っていく。堀口のスピードに対するミックスのテクニック。一瞬の隙も許されない攻防は瞬き厳禁の一戦となる。試合が動くのは第3ラウンド以降。体力を使い果たしたミックスに対し、温存していた堀口が打撃でKO、もしくは判定で逃げ切ろうとしたミックスに一本勝ちを極めて堀口勝利と予想する。

今回のトーナメントについて、RIZINの榊原CEOは、決勝戦は今年12月頃を予定しており、堀口の結果次第では日本での開催も視野に入れていると語っている。日本のファンの前で笑顔でベルトを巻く堀口恭司の姿を見るためにも、初戦突破といきたいところだ。

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文・工藤愛梨(SPREAD編集部)


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