【MLB】「スーパーマンにも休みは必要」ネビン監督、大谷翔平の「2連休」に理解示す

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスは12日(日本時間13日)、本拠地でニューヨーク・メッツと対戦し、1ー4で敗れた。今季4度目のベンチスタートとなった大谷は、3点を追う9回2死からネクストバッターズサークルに登場したが、7番カート・スズキが三振に倒れたため出番がなかった。大谷の欠場は4月28日(同29日)のクリーブランド・ガーディアンズ戦以来、今季2度目。エンゼルスは連勝を逃し、借金は再び4、西地区3位に後退した。

米複数メディアが大谷が欠場した経緯を伝えている。

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■大谷からの申し出で連休が決定

大谷が先発から外れたことについて、フィル・ネビン監督代行は「本人からの申し出で、11日の試合後に打診してきた」と明かした。そして、話し合いの末、試合がない13日(日本時間14日)と合わせて、“連休”を取ることが良いという結論に至ったという。その上で、指揮官は「彼はスーパーマンのようだが、スーパーマンだってたまには休みを取るよ。電話ボックスが閉まっていることもある(映画で主人公が新聞記者からスーパーマンに変身する際に使ったのが公衆電話)」と話し、笑わせた。「彼の身体をリセットするのは良いこと。14日(同15日)からまた頑張ってくれるだろう」と付け加え、休み明けの躍動に期待を寄せた。

また、この試合は米スポーツ局「ESPN」で全米に中継されており、同監督代行は「今回はたまたま日曜日で、ESPNで放送される。そのため、(大谷の欠場を)多くの人が腹を立てているのは知っている。でも、シーズンの終盤ではもっと良くなっているショウヘイがゴールデンタイムで見られるはず」と話し、今回の決断に理解を求めた。

大谷を欠くエンゼルスは、初回に「2番DH」に入ったマイク・トラウトの左前適時打で先制した。しかし、良かったのはここまで。先発のサンドバルが3、4回に失点し、1-2と逆転を許す苦しい展開。その後もリリーフ陣がピリッとせず、7、9回にも1点ずつ奪われた。一方の打線も初回以降は元気がなく、メッツ投手陣に16三振を奪われ、結局そのまま1-4で敗れた。

■「フリーウェイ・シリーズ」に期待

大谷は3点を追う9回2死からネクストバッターズサークルに登場。スタンドも期待感に包まれたが、目前で7番スズキが三振に倒れ、試合終了。大谷はそのままベンチ裏に消えた。ネビン監督としては、9回に走者が出たらスズキのところで「代打・大谷」を告げる予定だったというが、5、6番が連続三振を喫し、そうはならず。そして、そのまま打席に入ったスズキも倒れ、走者を置いて大谷というプランは実現しなかった。

この敗戦でエンゼルスは3位に転落。次のカードは、ロサンゼルス・ドジャースとのフリーウェイ・シリーズ」。ニューヨークの「サブウェイ・シリーズ」になぞらえ高速道路ですぐに行き来できる「ロサンゼルス・ダービー」を指す。ナ・リーグ西地区首位の強豪が相手となるインターリーグ2試合で巻き返せるか。

帰ってきた大谷のバットに期待がかかることは言うまでもない。

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文・SPREAD編集部


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