【ATPファイナルズ】錦織圭が対戦予定のドミニク・ティエムってどんな人?戦績とキャラクターに迫る

男子プロテニスツアー最終戦「ATPファイナルズ」。その年の最強のプロテニスプレイヤーを決める最終決戦が今、イギリスのロンドンで開催中だ。

ファイナルズへの出場資格が与えられるのは、男子プロテニスツアー年間順位上位8選手のみ。大会では、まず8選手を4人ずつの2グループに分けてそれぞれで総当たりの予選が行われ、上位2名ずつ計4名による決勝トーナメントが行われる。

2018シーズンのファイナルズは、日本の錦織圭選手が初戦でロジャー・フェデラー選手を破る金星を挙げた。その錦織選手が予選最終試合で相対するのがオーストリアのドミニク・ティエム選手(世界ランク7位)だ。

若干25歳ながら、すでに錦織選手と同じく3度目のファイナルズ出場を果たしているティエム選手。今回はティエム選手のこれまでの経歴と人物像に迫る。

1993年9月、両親がテニスコーチのテニス一家に生まれる

1993年9月3日、テニスコーチの父母のもとに産まれたティエム選手はオーストリアのニーダーエスターライヒ州にある小さな街で育つ。テニスを始めたのは彼が6歳になってからのことだ。

2010年の全仏オープンジュニアでジュニアグランドスラム初出場、同年のウィンブルドンジュニアにも出場するが、いずれも1回戦敗退。しかし翌2011年の全仏オープンジュニアでは準優勝を果たし、さらに同年の全米オープンジュニアでもベスト4と頭角を現しだす。

2011年の全仏オープンジュニアで活躍するティエム選手(c)Getty Images

2012年、19歳でプロ転向

19歳となる2012年、プロに転向。まず男子プロテニス下位ランクのITFサーキットツアーで腕を磨き、着実に戦績と世界ランクをアップさせていく。

2014年の全豪オープンでグランドスラム初出場。さらに同年のマドリード・オープンで当時世界ランク3位であり全豪オープンを制していたスタン・ワウリンカ選手を破る大金星を挙げ、年間最終ランク39位と一気にジャンプアップを果たす。

ティエム選手(写真左)とワウリンカ選手(写真右)(c)Getty Images

2016年、23歳でATPファイナルズ初出場を果たす

2015年も着実に実力を伸ばしていき、ATPツアーで3勝。5月には今年のATPファイナルズにも出場しているアメリカのジョン・イズナー選手を撃破するなどし、最終ランク20位とATPファイナルスを狙える位置まで到達しシーズンを終える。

そして2016年、いきなり2月のアルゼンチン・オープンでラファエル・ナダル選手相手に勝利を収めると、勢いそのままに同大会を優勝。5月のBNLイタリア国際でもロジャー・フェデラー選手を倒すなど大物相手に立て続けに金星を挙げる活躍を見せる。

フェデラー選手(写真左)とティエム選手(写真右)(c)Getty Images

ついに年間ランク9位に到達し、上位選手の故障による繰り上げ参加ではあったが、自身初のATPファイナルズ初出場を果たした。が、ラウンドロビンを1勝2敗の3位で無念の敗退となった。

2017年は「赤土の王者」ことナダル選手をクレーコートで破るなど前年に続き大活躍。年間ランク自己最高の4位を記録し2年連続でATPファイナルズ出場を果たすも、前年と同じく1勝2敗で敗退している。

2018年、グランドスラム決勝進出と3年連続のATPファイナルズ出場

2018年もティエム選手の勢いはとどまることを知らない。5月のムチュア・マドリード・オープンではナダル選手を破ると、6月の全仏オープンではついにグランドスラム自身初の決勝戦に進出。

ウィンブルドンを故障で欠場するも、8月の全米オープンではベスト8に進出し見事復活。年間ランク8位で3年連続のATPファイナルズ出場を決めている。

武器は「片手バックハンド」

これまで大きな故障もなく、まさに順風満帆といえるキャリアを積み重ねてきたティエム選手。テニスプレイヤーとしての特徴としては「強烈な片手バックハンド」という武器を持っている点が挙げられる。

2017年には男子プロテニスツアーの公式YouTubeチャンネルにおける「NO1ホットショット」企画において何度もピックアップされるほどのストロングポイントだ。

現在のプロテニスでは、バックハンドは両手で行うことが主流となっている。

片手では両手程のパワーが得られないことも理由の一つだが、ティエム選手の場合はコーチの「いつか片手が主流となる」という言葉を信じ練習に練習を重ね、ついに最強の片手バックハンドを手に入れたといわれている。

日本食とサッカーが大好き!

片手バックハンドを習得するために努力を重ねるなど、実直でかつカワイイ一面もあるとして日本のテニスファンの間でも有名なティエム選手だが、好きな食べ物として寿司を上げるほどの日本食好きとしても知られている。

 

View this post on Instagram

 

#celebrating #first #challenger #title #love #marokko

Dominic Thiemさん(@domithiem)がシェアした投稿 –

2017年には何故かATPの公式ホームページにて寿司作りに挑戦する様子がアップされ、日本のテニスファンがざわついたこともあった。

また、サッカーも大好きであり、イングランドプレミアリーグのチェルシーのサポーター(フランク・ランパード選手のファン)でもある。

インスタグラムでもチェルシーのユニフォームを着たり、自身でサッカーに興じる様子などもインスタグラムで公開している。

 

View this post on Instagram

 

Bad background? #dubai #2013 #holidays #unbelievable #background #now #ferrari #world #abu #dhabi #austria #vienna

Dominic Thiemさん(@domithiem)がシェアした投稿 –

 

View this post on Instagram

 

Einfach unmenschlich!!! #tfcforever #tfcvsfantazisti #TenSixSeventeen

Dominic Thiemさん(@domithiem)がシェアした投稿 –

錦織圭との戦績は2勝2敗の互角

錦織選手とティエム選手との戦績は、2勝2敗の互角だ。ただし直近の10月26日のウィーン・オープンでの一戦は錦織選手がストレート勝ちをしている。

フェデラー選手を破り上り調子にある錦織選手だが、もし第2戦のケビン・アンダーソン選手との一戦を落としてしまうと、ラウンドロビン最終戦でティエム選手と決勝トーナメント進出を争う可能性も残っている。

ATPファイナルズに挑む直前のティエム選手(手前左)と錦織選手(手前右)(c)Getty Images

≪関連記事≫

【ATPファイナルズ】錦織圭の次戦は“超愛犬家”ケビン・アンダーソンが相手!

ATPファイナルズ出場の8選手が地下鉄で移動!?ケビン・アンダーソンがインスタグラムで公開

錦織圭、”超豪華”なセルフィーを公開……男子プロテニストッププレイヤーが集結

クリスティアーノ・ロナウドがATPファイナルズを観戦!飛び込んできたボールを取り損ねるハプニング

ドミニク・ティエム、フィリペ・ルイス&ウィリアンと記念撮影!「夢が叶った」

【ATPファイナルズ】錦織圭が対戦予定のドミニク・ティエムってどんな人?戦績とキャラクターに迫る

ジョコビッチの地元サッカーチーム愛がすごい!レッドスター・ベオグラードのリパプール撃破に「歴史的勝利だ」

大坂なおみ、父親との仲良し2ショットを公開!父の母国であるハイチに家族で訪問

インタビュー

狩野舞子が“リアルな”新作ゲーム『スパイク バレーボール』に挑戦したら「バレーボールあるある」が満載だったPR

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします