【K-1】“石の拳”レオナ・ペタスが涙の王座戴冠、亡き母との約束果たす「武尊選手のおかげで頑張れた」

第5代スーパー・フェザー級王者に輝いたレオナ・ペタス(右)(C)K-1

K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」が11日、横浜アリーナで開催され、第19試合「第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の決勝戦でレオナ・ペタスと朝久裕貴が対戦。第9代Krushスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス朝久裕貴に勝利し、K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王者に輝いた。

◆【実際の映像】レオナ・ペタス、2戦連続“秒殺KO”朝久との激闘制す!緩急付けた冷静な試合運びはまさしく“王者”

■無傷で勝ち上がった朝久を下す

1日3試合の過酷なワンデイトーナメントを制して、第4代王者・武尊が返上したベルトを巻いたのはライバル・レオナだった。

レオナは初戦、 アヤブ・セギリ(スペイン)を相手にダウンを奪い返して第2ラウンド1分1秒で逆転KO。準決勝では武尊をセコンドにつけた大岩龍矢と対戦し、左フックからの飛びヒザを決め第3ラウンド12秒で勝利を収めた。

朝久兄弟の兄・裕貴は1回戦でムエタイ選手、ナックロップ・フェアテックス(タイ)相手にわずか第1ラウンド44秒でKO勝利、続く準決勝でも横山朋哉を第1ラウンド37秒で秒殺KO。2試合とも相手に何もさせずに圧倒し無傷で勝ち上がってきた。

試合序盤は静かな立ち上がり。一発を警戒するレオナがローキックで距離を保つが、朝久が遠い間合いから大振りのパンチで一気に詰め寄る。その後、レオナにローブローが入り試合は一時中断。少し力みの見える朝久が前のめりに前進するもレオナは冷静に対処。激しく打ち合うも決定打はなかった。

冷静に試合を運んだレオナ・ペタス(C)K-1

第2ラウンドはレオナのワンツーからスタート。両者引かずに激しい打ち合いが展開されるが、疲れは見えない。最終ラウンド、前に前にと飛び込んでくる朝久にレオナが組みつく展開が増える。残り10秒、疲れの見え始めた朝久にレオナがラストスパートをかけ、連打を朝久の顔面に打ち込んだところで試合終了。判定の結果、“石の拳”レオナ・ペタスが朝久を下して第5代スーパー・フェザー級王者の座についた。

試合後マイクでは涙も見せた(C)K-1

レオナは試合後のマイクで「第5代K-1スーパー・フェザー級チャンピオンのレオナ・ぺタスです。3つだけ言わせてください。まず弟の結婚式があって試合でいけなかったんですけど、おめでとう。2つ目は僕をずっと見てくれていたトレーナー、先生、そして最近ずっと見てもらっている道場の先生も本当にありがとうございました」とコメント。

武尊から受け継いだものはベルトだけではない(C)K-1

2020年に亡くなった母親に対しては「最後に母ちゃんとベルトを獲る約束をしていてて去年獲れなかったんですけど今日獲ることができました。母ちゃんにこのベルトを分けたいと思います」と語り、「武尊選手が頑張れって言ってくれたから頑張れました。K-1最高」とベルトを返上した王者への感謝の言葉で締めくくった。

◆和島大海、4冠王メレティスに“94秒殺”で世界レベルの実力証明「何回やっても僕が勝つ」

◆玖村将史、初参戦のムエタイ6冠王に判定負け タイの超強豪コンペットに悪戦苦闘

◆“ゴールデンボーイ”金子晃大、初の国際戦で戦慄40秒殺「鈴木真彦選手とまた闘いたい」

文●SPREAD編集部


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします