【MLB】大谷翔平、驚愕の3000万ドル来季契約合意に地元記者が見解 チームMVP選出には納得

16試合連続安打を放った大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は1日(日本時間2日)、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で出場。大谷は第4打席に左前打を放ち、連続試合安打記録を「16」に伸ばした。打撃成績は4打数1安打だった。

試合では今季で引退を表明し、大谷の女房役も務めたカート・スズキがチームの先制点を挙げる大活躍を見せた。エンゼルスは7回に逆転を許すもその裏に2点を返し、そのまま3-2で勝利。スズキの本拠地最後のスタメンマスクに華を添えた。

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■来季3000万ドルでの契約合意発表

試合前に突如大谷に関するビッグニュースがもたらされ、全米が湧いた。エンゼルスの球団広報は、大谷と来季3000万ドル(約43億4200万円)の1年契約に合意したと発表。大谷は今オフ年俸調停権を持っており、この契約合意で年俸調停が回避され、来季開幕は再びエンゼルスのユニフォームに袖を通す方向となった。

この発表は米の野球記者を驚かせた。『ジ・アスレチック』などで執筆する敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏は「オオタニとの契約は、年俸調停対象選手としては過去最高(ムーキー・ベッツが記録した2700万ドル=約39億800万円を11%上回る)。今季から2450万ドル(約35億4600万円)の昇給は、選手として過去最大であり、現時点で、2023年の年俸と平均年俸のトップ10に入る」と速報。『ジ・アスレチック』のサム・ブラム記者は「ビッグニュースだ。非常に興味深い仲裁裁判となる可能性があったものを、エンゼルスがオオタニに来年3000万ドルを支払い回避した」とツイート。

また地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』のマイク・ディジョバンナ記者も「オオタニとの論争になる審理をエンゼルスが回避したのは賢明だ」と書きながら、「(調停になれば)それは非常に興味深く、前例のない仲裁案件となっただろう」と綴った。

一方で、ディジョバンナ記者は次のような意見も述べている。「この3000万ドルの契約が、オオタニのエンゼルスでの将来にとって何を意味するか。私見だが、このオフに彼がトレードされる可能性が高くもなく低くもなくなったということだ。私は、エンゼルスはショウヘイと共に開幕を迎えたいということだろう。今後も注視したい」。

この発表はあくまで来季の契約合意のみ。エンゼルスの大谷の保有権は2023年までであり、大谷が来季終了後にFA権を得ることに変わりはない。とはいえ、注目されていた大谷の来季の去就が、シーズン終了を前に決まり、大谷のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)招集の障壁の一つが取り払われたと言える。

■チームMVPと最優秀投手賞に選出

試合に先立ち、エンゼルスタジアムのグラウンドには、アート・モレノ球団オーナーが売却検討発表後初めて公にその姿を見せ、球団職員へ労いの言葉を贈った。そして、今季のチームMVPとニック・アルデンハート賞(最優秀投手賞)を発表。受賞したのは大谷だ。

その様子を実況した『オレンジカウンティ・レジスター』のJ.P.ホーンストラ記者は、「エンゼルスがチームMVP賞を発表。信じないかもしれないが、オオタニだ」とジョーク交じりに紹介。『ロサンゼルス・タイムズ』のサラ・バレンズエラ記者は「驚きはない」とツイートし、どの記者も納得いく結果であることを伝えた。

また大谷は試合でも現地記者を湧かせた。7回の第4打席に左前打を放ちで16試合連続安打をマーク。前出のブラム記者は「オオタニの連続試合安打記録はまだ生きている」と実況。元『ジ・アスレチック』のブレント・マグワイア記者も「オオタニは今試合(おそらく)最後の打席で、キャリアハイの連続安打記録を16試合に伸ばした。なんという才能だ」と驚いた。

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文●澤 良憲(Yoshi Sawa)


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