【カタールW杯】優勝4度の大国ドイツに歴史的大金星の森保ジャパン 「ドーハの歓喜」に導いた積極采配

 

【カタールW杯】優勝4度の大国ドイツに歴史的大金星の森保ジャパン 「ドーハの歓喜」に導いた積極采配
W杯初戦でドイツ相手に金星を挙げた日本(C)Getty Images

■日本らしく「26人全員で掴んだ勝利」

見事な逆転勝利を挙げた日本だったが、ドイツに許したシュートは26本。後半半ばまでは相手の攻撃に付いて行けない場面もあった。そんな劣勢の中で再三に渡ってファインセーブを見せたGK権田の集中力がなければ、試合は決まっていただろう。

途中出場からゴールを挙げた2人は見事だったが、他にもトップ下で先発しながら、左サイドとボランチでも遜色なく「一人三役」をこなしたMF鎌田大地、負傷明けながら1アシストも記録するなど攻守で出色のパフォーマンスを披露した板倉らは、殊勲の活躍ぶりだった。

また、この日の森保監督が見せた采配も触れておきたい。1年前の東京五輪では年代別代表チームであることもあって、「指揮官」ではなく、「指導者」の顔を見せた。しかし、就任4年半で最も重要な試合だったこの日、強気な采配でジャイアントキリングを巻き起こすことに成功した。

試合後のフラッシュインタビューでは、監督や選手達が共通して「26人全員で掴んだ勝利」と口にしていた。全員攻撃・全員守備を体現する“日本が日本らしく”あるための、チーム全体で掴んだ勝利だった。

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文●新垣博之(しんがき・ひろゆき)

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