【ラ・リーガ】バスクダービーで主役になった久保建英 進化の跡を見せる21歳が見すえる次なるステージ

 

【ラ・リーガ】バスクダービーで主役になった久保建英 進化の跡を見せる21歳が見すえる次なるステージ
バスクダービーでMOMに選出された久保建英(C)Getty Images

■マジョルカ時代を超えるか

レアル・ソシエダの中心選手としての地位を確立しつつある久保だが、数字の面でも自己最高を射程圏内に捉える。マジョルカ時代の2019-20シーズンに記録した4得点5アシストがこれまでのキャリアハイだが、ビルバオ戦でのゴールで、今季は3得点2アシストとなった。このまま順調に数字を積み重ねられれば、スペインにおける自己最高のシーズンは十分見えてくる。

守備面での課題に改善が見られる久保にとって、攻撃面では得点力の向上がレアル・ソシエダだけでなく日本代表でもレギュラーに定着し続ける上で至上命令といえる。チームでは今季同じく飛躍のシーズンを送っている7ゴールのセルロートに加えて、ラ・リーガで4年連続2桁ゴールの実績を持つオヤルサバルがコンディションを上げてくれば、前線でのハイレベルな競争が続いていくだろう。

久保はバスクダービーの主役となり、ファンの心を鷲づかみにした。自身の課題を克服しながら充実のシーズンを送る21歳は、レアル・ソシエダという自身のポテンシャルを最大限生かせる環境をついに手に入れた。ここからさらなる階段を上り、選手として次のステージへと進むことができるか。スペインの地で苦労も重ねてきた“日本の至宝”が花を咲かせようとしている。

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文●井本佳孝(SPREAD編集部)

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