加藤凌平、小さい頃からの夢を叶えてしまったからこその苦悩を語る…2019年は無心・無欲で挑戦

1月7日、コナミスポーツ体操競技部は新年初練習を公開。リオデジャネイロオリンピック団体で金メダルを獲得した加藤凌平選手も2019年初練習に挑んだ。

「イケメン体操選手」としても知られる加藤選手。リオ五輪では、陰のMVPと称されるまでの演技を披露し、日本の王者奪還に大きく貢献した。

しかしリオ五輪以降、日本代表の選考からは漏れるように。初練習を終え、その心境について語ってくれた。

夢を叶えてしまったからこその苦悩

加藤選手は、2012年のロンドン五輪で大学1年生ながら日本代表に選出され、銀メダルを獲得。ロンドン五輪以降も期待の若手として日の丸を背負い続けてきた。

2016年リオ五輪の団体では、プレッシャーのかかる一番手を任され、抜群の安定感でほぼノーミスの演技。この活躍で日本の2004年アテネ五輪以来の金メダル獲得に導き、小さい頃からの夢「オリンピックで金メダル」を実現させた。

しかし、それ以降は代表から漏れることが多くなる。本人が語るには「22歳という年齢で夢を叶えてしまったこと」も一因だそうだ。

「小さい頃からの夢のオリンピック金メダルを叶えてしまったので、目標のために頑張るのではなくて、何か自分の中で違ったモチベーションの持ち方をこれから探していきたいです」

2019年は無心で欲を出さないことが目標

2019年の目標については次のように語る。

「今年は無心というか、欲を出さずに。試合で欲を出して失敗してしまったりするので。」

「あと、代表に入れそうなラインにいるときは頑張れますけど、無理なときは諦めてしまうことがあるので……そういう欲をなくせば、順位に関係なく自分の演技ができるんじゃないかと思います」

試合で失敗すると、「代表復帰は無理だな」と試合中に感じてしまうという加藤選手。そういった欲を捨て、自分本来の演技を見せることが今年の目標だという。

リオ五輪でも見せたように、日本では屈指の実力を持っているだけに、復活を願う声は多い。東京五輪に向けて、加藤選手の復活に期待したい。

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