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【MLB】藤浪晋太郎、大谷相手にメジャー初登板 「スプリットは剣のよう」とアナリストも絶賛

【MLB】藤浪晋太郎、大谷相手にメジャー初登板 「スプリットは剣のよう」とアナリストも絶賛
メジャー初登板したアスレチックス・藤浪晋太郎(C)ロイター/USA TODAY Sports

オークランド・アスレチックス藤浪晋太郎は28日(日本時間3月1日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平を相手にメジャー初先発。2回1安打無失点、3四球3三振を記録し、鮮烈なデビューを果たした。

◆【実際の動画】「フジナミのエゲツないスプリットは…剣のようだ」と称賛

■ノーアウト満塁というピンチを招くも…

先発としてメジャー初マウンドに立った藤浪は2回39球を投げ、1安打無失点、3四球3三振と上々のデビューを飾り、現地記者たちを唸らせた。

特に初回、『サンフランシスコ・クロニクル』のマット・カワハラ記者は「フジナミはカクタス・リーグ(オープン戦)初球に97マイル(約156キロ)を記録」と驚愕。また、藤浪が先頭打者を三振で仕留めると、『MLB.com』のアスレチックス番、マルティン・ガジェゴス記者は「フジナミは、アスレチックスを苦しめているデビッド・フレッチャーを三振に切って取る立ち上がりを見せた。さすがだ!」と大絶賛した。

他にも、普段はエンゼルス贔屓の『MLB』のリサーチャー、ブレント・マグワイア記者は「フジナミはエグい球を持っている。90マイル以上のストレートに90マイル前半台のスプリットはMLBでも通用するレベルだ」と脱帽、米有名投手アナリストの“ピッチング・ニンジャ”こと、ロブ・フリードマン氏は「フジナミのエゲツないスプリットは…剣のようだ」と称賛した。

藤浪は2回、先頭から3連続四球でノーアウト満塁というピンチを招くも、三振とダブルプレーで無失点で切り抜けた。ガジェゴス記者は「ノーアウト満塁ながら、無失点で切り抜けたことは、印象的だった」と評価。試合後多くのメディアに囲まれる藤浪を「人気者だ」と紹介し、今後の投球にも期待を寄せた。

藤浪はメジャー初マウンドで鮮烈なデビューを飾り地元記者たちを唸らせた。また、大谷との同学年対決でも引けを取らない投球で、相手記者にも強烈な印象を与えた。藤浪が引き続きメジャーへのアジャストメントを試みれば、開幕ローテーション入りも決して夢ではない。シーズン中の大谷との先発対決、打者対決の実現に大きく期待できそうだ。

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文●澤 良憲(Yoshi Sawa)