野球の世界一決定戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパンは9日、プールB1次ラウンド・中国戦で初陣を迎える。
壮行試合では『ABEMA』の解説を務めた元ロッテ、阪神の西岡剛さんが、大谷翔平の“膝つき”本塁打に「うせやろ(嘘やろ)」と関西弁で連発し、Twitterのトレンドワードに入るなど、プロによるリアルな声が反響を呼んでいる。
ここでは、侍ジャパンの試合で予定されている地上波放送、インターネット中継と、解説者を紹介する。
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■解説も「史上最強」メンバー集結
9日・中国戦の地上波『TBS系列』では、歴代代表監督でもある巨人の原辰徳監督、日本ハムの稲葉篤紀GMに加え、1998年に横浜の守護神として38年ぶりの日本一に大きく貢献し、その後はシアトル・マリナーズでもクローザーとして活躍した佐々木主浩さんの3名が解説を担当。
『Prime Video』では2006年WBCで監督を務めたソフトバンクの王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー、2005年にロッテをリーグ優勝と日本一に導いた後、2006年のWBCで正捕手として世界一に貢献した里崎智也さんが解説を務める。
10日・韓国戦の『TBS系列』は、今季から広島の指揮官に就任した新井貴浩監督、セ・パ両リーグで首位打者のタイトルを獲得した内川聖一さん、1990年代の巨人を支えた槙原寛己さんが出演し、宿命のライバルとの一戦を盛り上げる。
11日・チェコ共和国戦と12日・オーストラリア戦の『テレビ朝日系列』では、1988年ソウル五輪銀メダリストであり球界を代表する名捕手として活躍した古田敦也さん、2006年と2009年のWBCでエースとして貢献した松坂大輔さんの豪華タッグが実現。
準々決勝は15日、『J SPORTS 3 HD』での放送が予定されており、2013年WBCで驚異の打率5割超えを記録した井端弘和さん、元大洋・横浜の斉藤明夫さんが解説。16日は「テレビ朝日系列」で古田さんと松坂さんが再び解説を務める。
『ABEMA』のいわゆる「エンタメ解説」ほど独特の解説はないかもしれないが歴代侍ジャパン監督・戦士・野球専門家など豪華布陣が、大谷翔平をはじめ「史上最強」と謳われる侍ジャパンメンバーのプレーにどのような解説で華を添えるかにも注目したい。
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文●SPREAD編集部