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【LPGA】”飛ばし屋有利”も西村優菜に上位進出の可能性、「先輩」の活躍励みに コングニザント・ファウンダーズカップ

 

【LPGA】"飛ばし屋有利"も西村優菜に上位進出の可能性、「先輩」の活躍励みに コングニザント・ファウンダーズカップ
西村優菜(C) Getty Images

米女子ツアーの「コングニザント・ファウンダーズカップ」(ニュージャージー州/アッパーモントクレアCC、6656ヤード、パー71)が11日、開幕する。

日本勢は現時点で、CMEポイントランキング14位の畑岡奈紗、23位の笹生優花、69位の勝みなみ、77位の西村優菜が出場予定となっている。

このトーナメント後には今季獲得したCMEポイントによって1回目のリシャッフル(※)が行われ、同ランキング上位80名は次回のリシャッフルまで優先的に出場権を得ることができる。

現在このリシャッフルに関係するのは、昨年末の米ツアー最終予選会からメンバー入りを果たした、勝と西村の2名。特にCMEポイントランキング77位の西村は今週のトーナメントでCMEポイントを稼ぎ、是が非でも上位80位に入りたいところだ。

ここでは昨年の結果をもとに、リシャッフル当落線上の西村が活躍する可能性を探る。

※リシャッフルとは、非シード選手を対象にシーズン途中まで獲得したCMEポイントに応じトーナメントの出場優先順位が見直される制度

◆LPGAツアー初挑戦の西村優菜 「データ分析を今後の強みにしていきたい」とシード獲得を誓う

■プレースタイルの似た先輩の活躍が西村を後押し

アッパーモントクレアCCは6656ヤード、パー71とツアーの中でも距離が長く設定されている。またアップダウンは少ないもののクリークやバンカーが巧みに配置されており、パワーと同時にショットの精度も求められるタフなコースとなっている。

昨年行われた同トーナメントの結果、上位にはミンジー・リー、レキシー・トンプソン、エンジェル・イン、畑岡奈紗といったパワーのある選手が上位を独占。優勝スコアも19アンダーとなっており、パワーヒッターによるバーディラッシュという大会だった。

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しかし昨年の17位タイには西村と似たプレースタイルで活躍する古江彩佳の姿もあり、パワーがなくても上位に進出できる可能性は十分にある。昨年の古江は平均ドライビング・ディスタンスが248.65ヤード(129位)とツアーの中でもパワーは劣るが、フェアウェイ・キープ率は84.04%(8位)とショットの正確性に秀でていた。またショートゲームも光るものがあり、崩れないゴルフで結果を残している。

今季の西村も、ここまで5試合に出場し平均ドライビング・ディスタンスが244.69ヤード(155位)とパワーに欠ける。しかし国内ツアー時代からのショットの正確性は顕在で、フェアウェイ・キープ率は86.5%(20位)を記録している。

さらに西村には2022年に国内ツアーで記録したリカバリー率70.6306%(2位)が示すとおりショートゲームの上手さにも定評がある。例えパーオンを外したとしても、得意のショートゲームで寄せワンといった崩れないゴルフを続ければ、バーディ奪取できる瞬間が必ずやってくる。そこでスコアを伸ばすことができればパワーがなくても上位進出は可能なはずだ。

ここまで予選落ちは初戦の「LPGAドライブオン選手権」のみ。直近の「JMイーグルLA選手権」では最終日にスコアを伸ばし、17位タイでホールアウトするなど調子は上向き。ルーキーイヤーの正念場を迎えた西村の活躍に期待しよう。

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文●SPREAD編集部