ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は3日(日本時間4日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH・投手」で先発出場。投手としては4回に急きょ降板するも、8回の第4打席に6試合ぶりの今季40号ソロを放った。
◆【実際の映像】右手がけいれんしているはずなのに……大谷翔平、緊急降板後に見せた約172キロの低弾道弾に場内大歓声 “球団史上最速”で40号到達
■球団史上最速で40号到達
前日のアトランタ・ブレーブス戦では、3打数2安打1四球の活躍で打率を.307に上げた大谷。21度目の投打同時出場は、緊急降板のアクシデントに見舞われるも、6試合ぶりの一発が飛び出した。
8回1死走者なしで迎えた第4打席、三番手アイザイア・キャンベルが投じた6球目の直球を捉えると、打球角度23度の低弾道で右中間スタンドへ。打球速度106.7マイル(約172キロ)、飛距離390フィート(約119メートル)の一打で、46本塁打を放った2021年に続く自身2度目のシーズン40発の大台到達となった。110試合目での40号到達は球団史上最速。年間58発ペースとなる一発だった。
大谷は第1打席にも右前打を放ち8試合連続安打をマークするなど、2打数2安打1打点2得点2四球(1敬遠)、1盗塁で打率は.310に上昇した。
なお途中降板となった投手としては、初回から100マイル(約160キロ)超えを連発。2回にはキャリア600奪三振をマークし、4回までを3安打4奪三振無失点で、防御率3.32とした。
エンゼルスは9回表に4失点と大きく崩れ、3-5でマリナーズに逆転負けを喫した。
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文●SPREAD編集部