アトランタ・ブレーブスのマット・オルソンは13日(日本時間14日)、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に「4番・一塁」で先発出場。8回に今季43号2ランを放った。
◆本塁打数で大谷翔平を抜き去ったマット・オルソン 特長は過去6年で「シーズン95%出場」の鉄人ぶり ブレーブス指揮官も「もっと称賛されていい」
■16戦11発と本塁打を量産中
前日同戦のダブルヘッダー第1試合で41、42号と2本塁打を記録したオルソンが、連日のアーチを描いた。
相手先発の千賀滉大には2打席連続の三振を喫したオルソンだったが、第3打席には左前打を記録。続く8回1死二塁で迎えた第4打席、相手3番手のブルックス・レイリーが投じた4球目の内角低めシンカーをすくい上げると、打球は角度33度の放物線を描いて右中間スタンドへ。打球速度109.5マイル(約176キロ)、飛距離455フィート(約139メートル)の特大43号とした。
この日、デーゲームではロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が9試合ぶりとなる今季41号を放ち、ア・リーグの本塁打王争いで2位のルイス・ロベルト(シカゴ・ホワイトソックス)に10本差とした。
一方、ナ・リーグの本塁打王争いも、オルソンが2位のピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)に8本差と独走。オルソンは前日の1試合2発に続く連日のアーチで8月7本、16戦11発と量産し、リーグは異なるとはいえ、大谷との“本塁打競争”に注目が集まっている。
◆【実際の映像】マット・オルソン、両リーグトップの今季43号は打った瞬間に自身も“確信”した飛距離139メートルの特大弾
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文●SPREAD編集部