国際卓球連盟(WTTF)は15日、2023年第33週の世界ランキングを発表。「WTTコンテンダーリオデジャネイロ」の結果を受けて、順位に変動が見られている。
◆【実際の映像】16歳の“新星”松島輝空が快進撃 ファルクとの決勝で見せた激闘の様子
■上位陣の顔ぶれは変化なし
男子シングルスの世界ランキングは上位陣に変化は見られず。日本勢では張本智和(智和企画)が4位で最高位をキープし、篠塚大登(愛工大)が28位、宇田幸矢(明治大)が42位、戸上隼輔(明治大)が45位で続いている。
大きく順位を上げたのが16歳の松島輝空(木下アカデミー)。「WTTコンテンダーリオデジャネイロ」では、2回戦で世界卓球銅メダルのイ・サンス(韓国)、準々決勝では元世界ランキング1位のドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)を下すなど快進撃を見せ決勝進出。決勝ではマティアス・ファルク(スウェーデン)に敗れたものの堂々たる戦いぶりを披露した。
松島は最新の世界ランキングで134位から83位ランクアップの51位に名を連ね、大きく飛躍を果たした。リオでの戦いでインパクトを残した16歳のさらなる活躍ぶりには期待がかかる。
◆ファルクが松島を破って初タイトル獲得「彼の試合はいつでもネットで見られる。彼のロングサーブに備える必要があった」
◆張本智和、戸上隼輔、篠塚大登、…日本男子のエースたちは今何位…卓球世界ランキング
◆平野美宇、棄権からの回復アピール「五輪ポイントを稼ぎたい」 コンディションは今後の糧に「一番に考える」
文●SPREAD編集部