ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は16日(日本時間17日)、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で先発出場。第1打席で、3試合ぶりとなる今季42号ソロを放った。
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■1シーズンの球団最多本塁打まで5本
今カードでは7打数1安打で打率.143と振るわずだった大谷。しかし最終戦で意地の一発を放った。
初回の第1打席、相手先発ジョン・グレイの3球目直球を捉えると、打球は角度32度でセンター方向へ。打球速度109.1マイル(約176キロ)、飛距離437フィート(約133メートル)の一打は、打った瞬間ヘルメットが吹っ飛ぶ豪快弾だった。
この一打で『キャリア最初の6年間で打った本塁打数』でマイク・トラウトの打ち立てた球団記録を更新。「169本目」をマークした。MLB全体では1位がジョー・ディマジオの198本、2位がテッド・ウィリアムズの197本となっている。
また、1シーズンでの球団最多本塁打は2000年のトロイ・グロースの47本。大谷は2021年に自己最多となる46本を記録している。あと5本塁打で記録更新となるだけに、今季の達成はかたそうだ。
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文●SPREAD編集部