【MLB】“超異例”のルーキー昇格にファンも騒然…トラウト復帰間近のエンゼルス、奇跡の巻き返しへ最後の大勝負か

 

【MLB】“超異例”のルーキー昇格にファンも騒然…トラウト復帰間近のエンゼルス、奇跡の巻き返しへ最後の大勝負か
大谷翔平(左)とマイク・トラウト(C) Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は18日(日本時間19日)、本拠地でのタンパベイ・レイズ戦に「2番DH」で先発出場する。

トレード期限での補強も振るわず、ポストシーズン進出が崖っぷちの状況でチームが最後の“大勝負”に打って出たようだ。

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■大谷相棒役ウォラックは事実上の戦力外に

エンゼルスは現在122試合を消化し、60勝62敗の借金「2」。ア・リーグ東地区で首位テキサス・レンジャーズと12.5ゲーム差、ワイルドカード争いでは圏内まで7ゲーム差と非常に苦しい状況が続く中、捕手のチャド・ウォラックをメジャー40人枠から外し、事実上の戦力外(DFA)とした。ウォラックは今季58試合に出場し、打率.209、7本塁打、13打点。故障で離脱していたローガン・オホッピーが40人枠に復帰し、再び大谷とバッテリーを組む。

さらには、今年のドラフト1巡目(全体11位)で入団したノーラン・シャヌエルをメジャー昇格。この日「1番一塁」での先発出場が発表された。MLBでは豊富な育成システムが整備されており、どんな“超有望株”であっても、多少マイナーで好成績をおさめた程度でいきなりメジャーに昇格させることはなく極めて異例と言える。

故障で離脱していたマイク・トラウトの戦列復帰に合わせて、ポストシーズン進出へ大ナタを振るったエンゼルス。最後の一手は奇跡の巻き返しをもたらすのか。

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文●SPREAD編集部