25日から、東京ドームで読売ジャイアンツ対阪神タイガースの3連戦が行われる。
巨人は貯金「2」のセ・リーグ3位、阪神は貯金「26」の首位。巨人は3連勝中、阪神は4連勝中で迎える8月2度目の伝統の一戦となる。前回対戦では阪神が3タテし、今季対戦成績でも阪神が12勝4敗1分けと大きくリードしているなか、巨人が意地を見せられるか。
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■8月絶好調の主砲がキーマン
巨人では、改めて4番・岡本和真に注目だ。
今季111試合に出場して打率.299、34本塁打、80打点をマーク。目下、本塁打と打点の二冠王だ。8月は絶好調で、20試合に出場し打率.325、12本塁打、22打点の好成績。通算200号本塁打と東京ドーム100号本塁打にも王手をかけている。25日の第1戦では、智弁学園後輩の村上頌樹と対戦予定。今季の阪神戦は17試合で打率.231、3本塁打と相性が悪いが、勝利のためにはやはりこの男が打たなければならない。
対する阪神も、4番の大山悠輔に注目したい。
今季ここまで112試合に出場して打率.292、14本塁打、63打点。8月は20試合で打率.346、2本塁打、10打点と好調をキープしている。今季巨人戦は17試合で打率.279、4本塁打、9打点と堅調。まずは25日の第1戦で、今季対戦打率.214(14打数3安打)と抑えられている戸郷翔征から快音を響かせたい。
現在、優勝マジック「23」が点灯している首位の阪神。2位の広島東洋カープとは7.5ゲーム差、3位の巨人とは12ゲーム差が離れている。追いかける巨人としては、このままVロードを走らせる訳にはいかない。夏休み最後の伝統の一戦で「岡本vs.大山」の4番対決に注目だ。
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提供●Baseball Times