25日から、京セラドーム大阪でオリックスバファローズ対千葉ロッテマリーンズの3連戦が行われる。
オリックスは貯金「22」のパ・リーグ首位、ロッテは貯金「9」の2位。今季対戦成績はオリックスの8勝6敗1分、両チームのゲーム差8.5で迎える首位攻防戦となる。
◆【今週の決戦】“打撃二冠”巨人・岡本和真、首位阪神の独走阻止なるか 大山悠輔との「4番対決」必見
■第1戦の頓宮裕真がキーポイントか
オリックス期待は頓宮裕真だ。
大卒5年目の今季“打撃開眼”した男は、ここまで98試合で打率.313、13本塁打、43打点の好成績。7月に月間打率.188と調子を崩したが、8月は復調してここまで月間打率.328をマークしている。もっとも相性の良い相手がロッテで、今季の対戦打率.420と“4割超え”。25日第1戦に先発予定の種市篤暉には打率.556(9打数5安打)、1本塁打と“カモ”にしている。
一方のロッテでは、中村奨吾に期待したい。
今季ここまで105試合に出場して打率.233、10本塁打、39打点。成績は今ひとつ振るわないが、8月は19試合で打率.280、2本塁打、7打点と調子を上げており、15日以降の9試合は打率.350(40打数14安打)と巻き返している。今季オリックス戦では対戦打率.185と打てていないが、今の中村ならば相性の悪さを覆すことができるはずだ。
オリックスは現在6連勝中かつ球団記録に並ぶ「7試合連続1失点以下」を継続中。マジック点灯のかかる今カードで、ロッテが意地を見せるか。8月好調の「頓宮vs.中村」に注目したい。
◆【今週の決戦】“打撃二冠”巨人・岡本和真、首位阪神の独走阻止なるか 大山悠輔との「4番対決」必見
◆細川成也と大竹耕太郎は“大化け” 伸び悩む選手のため球界で求められる「成功事例」の共有
◆ヤクルト石川雅規救援登板の謎 先発投手「通算200勝達成プロジェクト」のひと幕か…
提供●Baseball Times