【MLB】51号オルソン擁するブレーブス、メジャー球団記録を上回るハイペースで2位ドジャースと「55」差……主力5人で184本と量産中

 

【MLB】51号オルソン擁するブレーブス、メジャー球団記録を上回るハイペースで2位ドジャースと「55」差……主力5人で184本と量産中
アトランタ・ブレーブスの主砲マット・オルソン(C)Getty Images

アトランタ・ブレーブスマット・オルソンは12日(日本時間13日)、敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に「4番一塁」で先発出場。4回の第2打席に2試合連続となる今季51号ソロを放った。

この一発で今季128打点目。本塁打に続き、打点部門でも両リーグトップを独走している。

◆【実際の動画】オルソン51号アーチ!力感のないフォームで捉えた打球は…高い放物線を描いて左翼スタンドへ

■強火打線でメジャー記録更新なるか

前日に2打席連続49号・50号を放ったオルソン。この日も、2戦連発となる51号ソロをマークした。

1点を追う4回、オルソンは先頭打者として迎えた第2打席で相手先発ザック・ウィーラーの初球ストレートを綺麗にすくいあげると、打球は高い放物線を描いて左翼スタンドへ。角度37度、打球速度99.5マイル(160キロ)、飛距離367フィート(112メートル)の高弾道ア―チとした。

これで9月の12試合で8本塁打目、東北楽天ゴールデンイーグルスでも活躍した、ブレーブスの“レジェンド”アンドリュー・ジョーンズが持つ球団記録「51本」に並んだ。ア・リーグトップの大谷翔平(エンゼルス)とは7本差となっている。

MLB公式サイトのマーク・ボウマン記者は「オルソンの球団記録タイ本塁打は、ブレーブスにとって279本目となり、2019年にドジャースが樹立したナ・リーグ記録に並んだ。そして、アクーニャの本塁打はその記録を破り、さらにオズナの一発でナ・リーグ新記録を281本塁打に押し上げた」とツイート。この試合でブレーブスから飛び出した本塁打は、オルソンの51号、ロナルド・アクーニャの37号、マルセル・オズナの34号の計3本。強火打線で一気に「球団記録本塁打数」を塗り替えた。

さらに「ブレーブスはMLB記録を4本上回る311HRのペースだ」とし、このままのペースで本塁打を量産すれば、メジャー記録を更新するとしている。ブレーブスの球団記録である281本塁打は、2位のロサンゼルス・ドジャーズとは実に55本差。チームは51本のオルソン、37本のアクーニャ、34本のライリー、33本のオズナ、あと一本で30本に到達するオジー・アルビーズと多数の強打者を擁する。果たして、ブレーブスはメジャー記録を塗り替えることができるのか。

◆51号で球団記録に並んだオルソン、大谷翔平を引き離し…狙うは昨季ジャッジの62発 ジョーンズ氏祝福「誇りに思う」

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文●SPREAD編集部

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