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【MLB】「最も記憶に残る瞬間はオオタニのもの」米老舗誌が2023年を総括 “投手大谷”を評価「7つの球種を操る」

 

【MLB】「最も記憶に残る瞬間はオオタニのもの」米老舗誌が2023年を総括 “投手大谷”を評価「7つの球種を操る」
エンゼルスの大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は今季、野手としてはア・リーグトップの44本塁打を放ち、投手としても10勝を挙げる歴史的なシーズンを過ごした。しかし、右ひじの靭帯を痛めた影響で19日(日本時間20日)に手術を受けるなど、一足先にシーズンを終えることとなった。

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■WBCでは“トラウト封じ”に成功

大谷の2023シーズンを回想したのが米老舗雑誌の『ザ・ニューヨーカー』。「ショウヘイ・オオタニとは夢だったのか?」と題した記事を掲載し、今季について総括している。

記事内ではワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝から振り返り、「最も記憶に残る瞬間は多くがオオタニによるものだった。WBCでは日本の投手としてアメリカ代表としてプレーしたエンゼルスのチームメイト、マイク・トラウトと対戦。フルカウントから三振を奪い、優勝した」と、エンゼルスの相棒との対戦を制した3月の出来事を振り返っている。

また、選手として年々見せてきた進化にも言及。「彼は速球と厄介なスプリットをもってアメリカにやってきたが、今では7つの球種を操っている」とツーシームやシンカー、スイーパーなど、様々な変化球に磨きをかけた大谷の投手としての成長にも目を向け、「信頼できる投手と信頼できる打者であることは驚異的」と評価している。

大谷は野手としては2024年での復帰、投手を含めた二刀流としては25年からの完全復活を目指していく。大谷の投打にわたる躍動ぶりが見られる日は再び訪れるのか。

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文●SPREAD編集部