ドジャースの大谷翔平投手が、現地スポーツサイト『theScore』の選ぶ、最新の2024年最優秀選手ランキングでナ・リーグ1位に選出された。ア・リーグ1位には、16日(同17日)に今季26号を放ち、本塁打数で両リーグトップのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が選ばれている。
◆【速報/動画アリ】大谷翔平、3戦連発23号は右中間への驚愕186キロ 古巣相手に連日の一打、139メートル弾にドジャースタジアムは大熱狂
■「30本塁打、30盗塁のシーズンを迎える勢い」
『theScore』は19日、最新のMVPパワーランキングを発表。ア・リーグとナ・リーグの上位5選手を紹介した。
ア・リーグ1位は、本塁打王を独走中のジャッジ。「4月にジャッジが打席で低調なスタートを切った後、ブーイングを浴びていたことを覚えているだろうか。あれは遠い昔のことのようだ」と不振にあえいだシーズン序盤を振り返り、「ジャッジは5月にキャリア最高と言える月を過ごし、打率.371、OPS1.415、本塁打14、二塁打12、打点27で月間最優秀選手に選ばれた。26本の長打は、ルー・ゲーリッグが1930年7月に樹立した球団記録24本を破った」と、驚異的な復活を遂げたジャッジを讃えた。
なお、ジャッジは18日(同19日)の試合で左手に死球を受け、途中交代。検査の結果、骨折はなかったものの、19日(同20日)の試合は欠場している。
ナ・リーグ1位に選出された大谷に対しては「ムーキー・ベッツの骨折により、オオタニはランキングのトップに躍り出るチャンスを得た。ドジャースでの最初のシーズンでスピードをより生かし、オオタニは輝かしいキャリア初の30本塁打、30盗塁のシーズンを迎える勢いだ」と評価。「ベッツが当分の間欠場する中、オオタニとフレディ・フリーマンが今後どのように活躍していくのか、興味深いところだ」と今後の活躍にも注目している。
なお、2位以下にはナ・リーグでブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)、マルセル・オズナ外野手(ブレーブス)、ア・リーグではフアン・ソト外野手(ヤンキース)、ガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)らが選出された。
大谷は直近4試合で18打数9安打、打率5割、3本塁打と絶好調。これまでに両リーグでMVPに輝いたのは、フランク・ロビンソン氏(1935-2019年)ただ一人だが、好敵ぞろいのナ・リーグで史上2人目の偉業を達成することはできるか。今後の活躍からも目が離せない。
◆【速報/動画アリ】大谷翔平、3戦連発23号は右中間への驚愕186キロ 古巣相手に連日の一打、139メートル弾にドジャースタジアムは大熱狂