オマーンで開催された「WTTコンテンダーマスカット」は14日、女子シングルスの決勝が行われ、早田ひな(日本生命)はアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)と対戦。4-0ストレートで勝利し、今季国際大会で2勝目を挙げた。
◆早田ひなが圧巻Vで今季国際大会2勝目 “はりひな超え”の15歳張本美和、16歳松島輝空が準優勝で躍動
■サービスが冴え難敵を圧倒
準決勝で長崎美柚(木下グループ)を下して決勝に進んだ世界ランキング8位の早田。同12位の難敵ディアスに対して、序盤からサービスが冴え、相手にペースを握らせない。
11-7、11-5、11-5と3ゲームを連取して迎えた第4ゲームも流れを相手に渡さぬまま試合を進め、最後も11-6と圧倒。8月の「WTTコンテンダーリオデジャネイロ」に続く今季2勝目を挙げた。
早田のこの圧勝ぶりには現地実況も感嘆の声を挙げ、「本当に並外れたプレーぶり」と絶賛。また、WTTの公式X(旧Twitter)も「ヒナ・ハヤタは問題なくWTTマスカットで王座を奪還した」とその躍動ぶりを称えている。
今年5月には世界卓球で銅メダル、9月下旬から行われたアジア大会では銀メダルに輝くなど、日本のエースに君臨するサウスポーがオマーンの地でその強さを見せつけた。
◆【実際の映像】早田ひな、「本当に並外れていた」と実況も激賞 今季国際大会2勝目の瞬間
◆「常に自分を打ち破る」早田ひな、殊勲の銀メダルに孫穎莎が賛辞 世界女王も成長を認める「互いに高め合える選手」
◆銀メダルの早田ひなが“700点到達”でパリ行きは確実 平野美宇は伊藤美誠との差が「20.5」、し烈なデッドヒートは終盤へ
(Y.Imoto/SPREAD編集部)