日本卓球界の長年のテーマとして挙げられるのが「打倒・中国」。五輪や世界卓球、WTTシリーズなどの国際大会では、中国選手を破ることが日本勢のメダル獲得や優勝への重要な条件となる。
本記事では、2026年の国際大会で日本女子が世界ランキングトップ10以内の中国選手を破った試合をまとめ、その内容を振り返る。
■2026年日本女子が中国トップ選手から挙げた白星一覧
■世界卓球団体戦
張本美和 3-2 王曼昱/決勝第1試合
橋本帆乃香 3-1 蒯曼/決勝第3試合
決勝進出を果たした日本女子は、第1試合で張本美和が世界2位の王曼昱に初勝利。さらに、初出場のカットマン・橋本帆乃香が次世代サウスポー・蒯曼に勝利を飾るなど、55年ぶりの金メダル獲得へあと一歩に迫った。
■WTTシリーズ
張本美和 4-3 蒯曼/WTTチャンピオンズ重慶決勝
“殻を破る1年”として挑んだ2026年の全日本選手権で、史上初の4冠を達成した張本美和。過去2度準優勝に終わっていたWTTチャンピオンズの舞台でも躍動し、決勝では中国期待のサウスポー・蒯曼とのフルゲームを制してタイトルを獲得した。女子の新エースとして、確かな足場を築いた。
大藤沙月 4-3 陳熠/WTTチャンピオンズ重慶準々決勝
大藤沙月 3-0 王曼昱/WTTチャンピオンズ重慶1回戦
優勝した張本美和とともに存在感を示したのが大藤沙月。1回戦で世界2位の王曼昱にストレート勝ちを収め、2019年の伊藤美誠以来となる日本勢による勝利を挙げた。さらに、中国期待の若手・陳熠も下し、ベスト4入りを果たした。
早田ひな 3-2 蒯曼/シンガポールスマッシュ3回戦
次世代を担う蒯曼との“日中サウスポー対決”に勝利を飾ったのが早田ひなだ。過去3戦3敗と苦戦を強いられていた相手に対し、サービスの変化で対応。フルゲームの末に勝利し、シンガポールの地で存在感を示した。
佐藤瞳 3-0 王曼昱/USスマッシュ2回戦
佐藤瞳 3-0 蒯曼/WTTスターコンテンダー・ドーハ3回戦
橋本帆乃香と並び、日本女子を代表するカットマンとして存在感を示したのが佐藤瞳。1月の「WTTスターコンテンダードーハ」では、サウスポーの蒯曼を翻弄し、ストレート勝ちを収めた。さらに、ワイルドカードで出場した「USスマッシュ」では、2回戦で世界2位の王曼昱に3-0で快勝。今季の日本勢では大藤沙月、張本美和に続き、王曼昱から白星を挙げた。
横井咲桜 3-2 陳熠/WTTコンテンダーザグレブ準々決勝
全日本選手権で3位に入るなど、国内屈指の若手として台頭している横井咲桜。「WTTコンテンダーザグレブ」では、早田ひなに続き、中国屈指の若手である陳熠から白星を挙げた。国際大会でも存在感を示し、日本女子の争いに加わった。
■アジアカップ
長﨑美柚 3-1 王芸迪/グループステージ第2戦
橋本帆乃香 3-1 陳熠/グループステージ第2戦
張本美和 4-1 陳幸同/準々決勝
グループステージでは、長﨑美柚がベテランの王芸迪、橋本帆乃香が若手の陳熠にそれぞれ勝利。また、張本美和が陳幸同を下して日本勢唯一のベスト4入りを果たし、日本女子の層の厚さを改めて証明した。
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