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【JBCクラシック/3連単4点】メイショウハリオかテーオーケインズか……6度目の決戦 「2強のワンツー決着はない」

 

JBCクラシック2023出走馬
JBCクラシック2023出走馬

■ノットゥルノも隠れた大井巧者

ノットゥルノは昨年のジャパンダートダービー以降、馬券に絡んだのは昨年暮れの東京大賞典2着のみで、あとは圏外に沈んでいるが、ベストコースは【1.1.0.1】の大井ダ2000m。今回は武豊の負傷により、森泰斗に鞍上が変わるが、大井を知り尽くしているジョッキーにスイッチすることで、何か変化が起きれば面白い。

キングズソードはアンタレスS3着から、オープン特別を連勝中と勢いに乗っているが、過去10年のJBCクラシックで3着以内に入った延べ30頭中29頭は、前走が中央の重賞、または交流重賞を使った馬で占められており、残る1頭も地方の重賞を走っていた。前走オープン特別からの好走歴は皆無で、ここは厳しい戦いを強いられるとみて、バッサリ消す。

それ以外の中央勢、ケイアイパープルやクリノドラゴン、また地方勢も力量的に見劣りし、ここは3連単4点で仕留めたい。

馬券的には、メイショウハリオを頭に据えた3連単フォーメーションで勝負する。テーオーケインズは2着には敢えて置かず3着まで。相手には、ウィルソンテソーロに加え、ノットゥルノの復活に期待する。

◎(7)メイショウハリオ
〇(5)ウィルソンテソーロ
▲(3)テーオーケインズ
△(2)ノットゥルノ

3連単フォーメーション(4点)
1着:7
2着:5、2
3着:5、3、2

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◆著者プロフィール

石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。