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【オークス2024特集】出走予定・枠順、予想オッズetc. 「ステレンボッシュが追い切り最高評価『S』も、ヒモ荒れ警報」 お役立ち馬券攻略ガイド

ステレンボッシュ/2024年桜花賞
ステレンボッシュ/2024年桜花賞(C)Eiichi Yamane

第85回オークス(優駿牝馬)(19日/GI、東京芝2400m)には、桜花賞馬ステレンボッシュ、同3着ライトバック、同4着スウィープフィート、同8着クイーンズウォーク、フローラSの勝ち馬アドマイヤベル、フラワーCの勝ち馬ミアネーロらが出走予定。

ここでは「オークス2024」の出走予定馬、過去10年データ、過去傾向、枠順、追い切り、血統、穴馬など、予想に役立つ「馬券攻略ガイド」を随時更新する。

◆【まとめ】芸能人・予想家の「オークス」本命・注目馬予想一覧 春GI・7戦連続◎3着以内の“軸指名の達人”は?

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■「オークス2024」出走予定馬・予想オッズ

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枠番馬番馬名性齢斤量騎手予想オッズ予想人気厩舎
11ミアネーロ牝355.0津村明秀23.99美浦・林徹
12クイーンズウォーク牝355.0川田将雅11.65栗東・中内田充正
23エセルフリーダ牝355.0武藤雅46.810美浦・武藤善則
24パレハ牝355.0田辺裕信124.017栗東・新谷功一
35コガネノソラ牝355.0石川裕紀人16.27美浦・菊沢隆徳
36サンセットビュー牝355.0三浦皇成92.515栗東・新谷功一
47ステレンボッシュ牝355.0戸崎圭太2.31美浦・国枝栄
48ホーエリート牝355.0原優介81.912美浦・田島俊明
59ラヴァンダ牝355.0岩田望来84.313栗東・中村直也
510アドマイヤベル牝355.0横山武史15.76美浦・加藤征弘
611ヴィントシュティレ牝355.0北村宏司118.716美浦・古賀慎明
612チェルヴィニア牝355.0C.ルメール5.92美浦・木村哲也
713スウィープフィート牝355.0武豊8.84栗東・庄野靖志
714ライトバック牝355.0坂井瑠星8.73栗東・茶木太樹
715サフィラ牝355.0松山弘平57.611栗東・池添学
816ショウナンマヌエラ牝355.0岩田康誠135.618栗東・高野友和
817タガノエルピーダ牝355.0M.デムーロ16.88栗東・斉藤崇史
818ランスオブクイーン牝355.0横山和生90.514栗東・奥村豊

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◆【オークス(優駿牝馬)2024予想/前日オッズ】単勝2.9倍以下なら“勝率62.5%” 穴馬は「前走1着馬」からシンプルに決まる

※オッズは前日最終オッズを掲載しています。
※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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■「オークス2024」追い切り・調教

追い切り評価:ステレンボッシュ

【最終追い切り】レース当週もウッドで2頭を追走する併せ馬 2頭をある程度先行させ、さらにその2頭へ国枝師から無線でペースアップの指示。差は大きく開いた状態でコーナーを迎えたが、ステレンボッシュは柔軟に対応しスルスルとギアを上げていく。ラストは1頭に併入、1頭にはわずかに遅れたが追走差とペースチェンジのことを考えればまったく問題ない。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/追い切り診断】ステレンボッシュ、名伯楽が命じた“想定外の課題”クリアで牝馬2冠へ その評価は?

追い切り評価:ミアネーロ

【最終追い切り】レース当週も津村騎手が騎乗し、ウッド併せ馬。古馬オープン・パライバトルマリンを追走し、直線入口で取り付いていく。早めに鋭く抜け出し、そこからも気持ちを維持して伸びた。仕掛けられた相手が盛り返しての併入だが、手応えの違いは歴然。外めを回り無理せずラスト1Fは10秒9(仕掛け)をマークしている。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/追い切り診断】ミアネーロ、急成長と穴ジョッキーで「大仕事」の再現あり その評価は?

追い切り評価:ライトバック

【最終追い切り】レース当週もCWで併せ馬。2頭を大きく先行させて追走し、本来直線では左右の間に割って入る形を想定していたようだ。しかしこの日も力みがあり、制御に徹したため、外の1頭は無理に追わず、内の1頭を外からマクる形となった。この併せ馬自体は手応え圧倒で3馬身半差の先着としているが、やはりテンションの面はどうかと思わせるものがあった。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/追い切り診断】ライトバック、併せ馬で大きく先着の背景に拭えぬ“問題点” その評価は?

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■「オークス2024」過去10年データ

前走ローテ

[過去10年]オークス2024の前走ローテ

前走・桜花賞組は過去10年で、7勝・連対5回・3着6回と全てが最多。牝馬クラシックの中でも特に重視される大レースだけにそもそも能力上位の馬が集まっており、このレースで3着以内に好走した馬は【7.2.3.12】と複勝率も50%と高い。逆に桜花賞で3着以内に好走したものの、オークスでは4着以下だった12頭のうち8頭が「前半600mの通過順で5番目手以内の逃げ・先行馬」だった。桜花賞では古馬になってスプリント路線を進むようなスピードタイプの馬でも通用するが、やはり2400mのオークスとなると、世代戦といえどもある程度の長距離適性が必要になってくるのだろう。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/前走ローテ】7勝の桜花賞組が断然 ヒモ穴は“想定8人気前後”で「複回収値466」のリステッド組

血統傾向

着々と戦果を挙げているのがドゥラメンテをはじめとする父キングカメハメハ系。この10年で【3.3.1.18】、勝率12.0%、複勝率28.0%なので、父SS系より狙いやすい系統と言える。

父キングカメハメハ系で狙いになるのがオークスまでに2勝以上を挙げていた馬。この10年で【3.3.1.9】で複勝率43.8%と安定感があるうえ、複勝回収率も162%なので配当妙味も見込める。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/血統展望】想定8人気以下に「複回収値150超」 “馬券内率50%”該当馬もガラリ一変警戒

人気・配当傾向

過去10年で1番人気が【6.2.0.2】勝率60.0%と優秀で、馬券圏外に敗れたのは2021年のソダシと22年のサークルオブライフ。桜花賞馬のソダシは距離不安が露呈した格好で、桜花賞4着だったサークルオブライフは他馬の放馬により発走が大幅に遅れ、テンションが上がりスタート前に終わってしまったのが敗因。また1番人気の取捨のセオリーは「桜花賞3着以内か否か」。桜花賞3着以内で当日1番人気だった馬は【5.1.0.1】とほぼほぼ勝ち負けになる。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/高配当メソッド】ステレンボッシュに「勝率71.4%」該当も、5年連続“2桁人気”激走中で波乱含み

枠順データ・傾向

過去10年、どの枠からもまんべんなく好走馬が出現しており、極端な差はないものの、3番人気以内の成績を見ると、5~8枠が【6.4.1.4】勝率40.0%、複勝率73.3%、回収値は単勝251、複勝128なのに対して、1~4枠は【4.1.3.7】勝率26.7%、複勝率53.3%、回収値は単勝49、複勝82と下回る。また後者の4勝はすべて1番人気。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/枠順】打倒ステレンボッシュの一角に「勝率40%」 想定2桁オッズ馬が“馬券内率50%オーバー”で妙味

■「オークス2024」全頭診断

1枠2番 クイーンズウォーク

3番人気に支持された前走桜花賞は8着。オークス向きとの見解を示していた陣営の見立て通りの結果に終わった。当時を振り返ると、距離もそうだが外差し馬場で内枠、終始インを追走とトラックバイアスの影響もあった印象。過去10年のオークスにおいて、クイーンカップを1分33秒台で制した馬は【0.2.1.0】と本レースでの巻き返しに成功しており、舞台替わりで見直したい1頭だ。

4枠7番 ステレンボッシュ

アスコリピチェーノへのリベンジを成し遂げた前走桜花賞。マイルの完成度なら阪神JF勝ち馬に軍配が上がると今でも思っているが、純粋な能力で逆転したような印象すら受けた。エピファネイアにルーラーシップ、スペシャルウィークにキングカメハメハ、エアグルーヴにダンスインザダークと血統表には東京芝2400mのGI好走馬がこれでもかと並ぶ。過去10年のオークスにおいて、桜花賞を4角5番手以下から勝利した馬は【4-1-0-0】。今年も春二冠馬が誕生する可能性は十分だ。

5枠10番 アドマイヤベル

渋った馬場でのレースが続いていたが、良馬場替わりの前走は上がり3F32秒9の脚。東京マイルの新馬戦で上がり3F33秒0を使ったときから感じていたが、やはりこの馬は瞬発力勝負でこそ真価を発揮するタイプだ。ナミュール、マスクトディーヴァとの比較では分が悪い印象も、上位進出の可能性に警戒したい。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/全頭診断】“最高の買い時”訪れた「3.2.0.0」該当馬 想定4人気内には「0%」の壁出現

■「オークス2024」軸馬/穴馬予想コラム

危険な人気馬:クイーンズウォーク

引き続きリーディングジョッキー川田が手綱を取り、東京コースでの勝ちっぷりや、距離が延びて良さそうな血統背景を考えると、逆転候補の一角として人気を集めそうな印象だが、今回のオークスでは厳しい戦いになると予想する。

過去10年のオークスにて前走桜花賞組の勝ち馬は7頭。そのすべてが桜花賞で3着以内に入っていた馬で、桜花賞で4着以下に敗れた馬がオークスで巻き返して勝利することは極めて厳しい。さらに6着以下に敗れた馬の成績は【0.1.3.39】で、馬券圏内に入るのもかなり難しいと言える。

◆詳細記事はコチラ⇒【オークス(優駿牝馬)2024予想/危険な人気馬】前走桜花賞組の人気一角は“消し” 「馬券内率9.3%」の壁クリアが困難な2つの理由

データ攻略「ステレンボッシュに“100%データ”該当」

年明け初戦の桜花賞を制したステレンボッシュ。阪神JFで後塵を拝したアスコリピチェーノ相手に0秒1差と見事リベンジに成功した。GI馬の立場で臨む春二冠目の大舞台。最大のライバル・アスコリピチェーノ不在で単勝1倍台も考えられるが、戦前の高評価の裏付けとなるデータはこちら。

・桜花賞を4角5番手以下から勝利【4.1.0.0】

詳細記事はコチラ⇒◆【オークス(優駿牝馬)2024予想/データ攻略】「連対率100%」該当の想定3人気以内 “超鉄板級”が大げさではない裏付けは

データ攻略「チェルヴィニアに【3.2.0.0】の追い風」

ぶっつけ本番のローテーションで臨んだ桜花賞で惨敗を喫したチェルヴィニア。勝ち馬と1秒2差は大きく、さすがに一変は……と思ってしまうところだが、今回は騎手と舞台適性が後押しする。

・ルメール騎手騎乗かつ東京芝勝利実績あり【3.2.0.0】

詳細記事はコチラ⇒◆【オークス(優駿牝馬)2024予想/データ攻略】「3.2.0.0」該当の前走惨敗馬 “あっさり勝つ”可能性を秘めたハイスペック・ホースにロックオン

穴ライズ

※土曜、更新予定

■「オークス2024」レース概要

開催日
2024年5月19日(日)15時40分
2回東京10日目 11R
第85回 オークス(GI)

施行条件
芝左2400m
3歳オープン/国際/牝/馬齢

賞金
1着 1億5000万円
2着 6000万円
3着 3800万円
4着 2300万円
5着 1500万円

■「オークス2024」東京芝2400mコース解説

東京芝2400mのコース図

東京芝2400mのコース図

スタート地点はホームストレッチの半ば。先行争いはスタンド前を通過しながら繰り広げられ、1コーナーまでの距離は約350m。バックストレッチの中盤に上り坂があり、3コーナーにかけては緩やかな下り。最後の直線は525.9m。直線に入るとすぐ2m上るタフな坂が160m待ち構える。上り切ってからはほぼ平坦。スピードとスタミナの双方を要求され、距離のロスを避けるためは内めを動ける器用さも必要。競走馬として総合力が問われるコースとなっている。

■「オークス2024」過去プレーバック

2023年 リバティアイランド

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着35リバティアイランド牝355.0川田将雅2:23.134.01
2着612ハーパー牝355.0C.ルメール634.82
3着713ドゥーラ牝355.0斎藤新クビ34.115

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阪神JF、桜花賞と、いずれも1番人気を背負って連勝中のリバティアイランドが当然のように1番人気、単勝オッズ1.4倍という断然の支持を集めた。レースでは、道中6、7番手の内。いつもよりテンションが上がり気味も、十分にケアしながらの追走。4コーナーから直線にかけて、ゆっくりと馬場の真ん中へ。すると、徐々に加速して坂の頂上あたりでエンジン全開。しぶとく伸びるハーパー、追い込むドゥーラらの2着争いを、6馬身も後方に見て悠々のゴール。圧巻の走りでGⅠ3連勝&牝馬クラシック二冠を達成したのである。

2022年 スターズオンアース

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着818スターズオンアース牝355.0C.ルメール2:23.933.73
2着12スタニングローズ牝355.0D.レーン1.1/434.410
3着48ナミュール牝355.0横山武史1.1/434.04

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勝ったのは桜花賞馬ながら大外枠もあって3番人気だったスターズオンアースだ。レースは縦長となった馬群のちょうど真ん中あたりで折り合う。直線では外から加速し、最後まで力強い末脚を繰り出す。最後はスタニングローズに1馬身4分の1差をつけてのゴール。近親に、ルメール騎手とのコンビでオークスを制したソウルスターリングがいる血統。堂々の二冠達成となった。

2021年 ユーバーレーベン

着順枠番馬番馬名性齢斤量騎手タイム・着差上がり人気
1着59ユーバーレーベン牝355.0M.デムーロ2:24.534.43
2着47アカイトリノムスメ牝355.0C.ルメール134.42
3着48ハギノピリナ牝355.0藤懸貴志ハナ34.316

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デビューから5戦無敗、阪神JFも桜花賞も制している白毛の1番人気ソダシが激しい追い比べの末に8着と敗れた中、勝ったのは3番人気ユーバーレーベンだ。レースは中団の外を追走し、直線へ。勢い良く伸びて脚色はゴールまで衰えず、内から差してきたアカイトリノムスメに1馬身の差をつけて勝利したのである。1995年ダンスパートナー以来となる“1勝馬によるオークス制覇”という歴史的快挙でもあった。

監修:山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長