JRAは16日、第85回オークス(優駿牝馬/GI、芝2400m)の枠順を発表した。
牝馬クラシック2冠目を目指すステレンボッシュは4枠7番、桜花賞3着のライトバックは7枠14番、同4着のスウィープフィートは7枠13番から発走する。
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■人気サイドなら外枠有利
過去10年、どの枠からもまんべんなく好走馬が出現しており、極端な差はないものの、3番人気以内の成績を見ると、5~8枠が【6.4.1.4】勝率40.0%、複勝率73.3%、回収値は単勝251、複勝128なのに対して、1~4枠は【4.1.3.7】勝率26.7%、複勝率53.3%、回収値は単勝49、複勝82と下回る。また後者の4勝はすべて1番人気。人気サイドは内めの枠だとマークを受けたり、窮屈な競馬を強いられるリスクが高まるため、外めの枠のほうが力を出しやすい傾向だ。
今年5枠より外には、スウィープフィート、ライトバック、チェルヴィニアら上位人気勢が入った。一方でステレンボッシュはスムーズに運べるかがポイントになりそう。
回収値が100以上をマークするのが4枠【0.1.3.16】複回収値209と、5枠【3.2.0.15】単回収値127、複回収値106。4~5枠に入った馬のうち、前走上がり5位以内だった馬は【3.3.2.16】と安定した成績を残しており、さらに前走5番人気以内だった馬なら【3.3.2.8】勝率18.8%、複勝率50.0%、回収値は単勝159、複勝372にアップする。マークを受けやすい枠に入ったものの、ステレンボッシュの大崩れは考えづらい印象だ。また、想定8番人気前後でこれに該当するアドマイヤベルにも警戒したい。
【1.3.2.14】複勝率30.0%とトップを誇るのは1枠で、当日馬体重が460~499キロと比較的馬格のあるタイプが好走しやすく、その成績は【1.3.1.4】複勝率55.6%、複回収値170。前走もインを立ち回り内から脚を伸ばしたミアネーロは押さえた方がベター。510キロ前後の馬格で大きなストライドのクイーンズウォークはやや割り引きが必要かもしれない。
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(SPREAD編集部)