第85回オークス(優駿牝馬/GI、東京芝2400m)には、桜花賞を制したステレンボッシュ、同3着のライトバック、最後方から追い込み4着に入ったスウィープフィート、オークスを大目標としてきたクイーンズウォークらが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し「S」「A」「B」の3段階で評価した有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ステレンボッシュ」を取り上げる。
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■ステレンボッシュ
【中間調整】重賞初挑戦だった阪神JFは中2週、初の関西競馬という厳しいシチュエーションながら、上がり最速の末脚を繰り出しアスコリピチェーノにクビ差の2着と好走を果たした。年明けは桜花賞に直行。阪神JF時同様、栗東滞在での調整で臨み、スムーズな競馬から今度はアスコリピチェーノに3/4馬身差をつけて勝利を収めた。
エピファネイア×ルーラーシップ、近親にヴァルコス(青葉賞2着など)がいる血統背景から、もとよりオークス向きと判断されていた馬。桜花賞でのダメージもなく、予定通り樫の舞台へ進むこととなった。5月3日に短期放牧先から美浦へ戻っており、5日にさっそくウッドでスムーズに末を伸ばした。1週前追いには今回初タッグを組む戸崎騎手が騎乗し、ウッドで併せ馬。素軽さを十分に保ったまま前2頭を追いかけ、楽々と併入に持ち込んでいる。
【最終追い切り】レース当週もウッドで2頭を追走する併せ馬 2頭をある程度先行させ、さらにその2頭へ国枝師から無線でペースアップの指示。差は大きく開いた状態でコーナーを迎えたが、ステレンボッシュは柔軟に対応しスルスルとギアを上げていく。ラストは1頭に併入、1頭にはわずかに遅れたが追走差とペースチェンジのことを考えればまったく問題ない。
【見解】1頭には遅れたが、ステレンボッシュ自身はまったく無理をしておらず、むしろ事前想定以上のペースアップにきちんと対応してわずかな差に持ち込んだあたりは、さすがと言える好内容だった。1週前の動きも豪快で、順調そのもの。キャリア最終期(2026年2月に調教師定年)にして、国枝師がまた2冠牝馬を送り出すことになりそうだ。
総合評価「S」
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追い切り評価
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)
【重賞深掘りプロジェクト】調教ライター。競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。UMAJINでは「競馬サロン」開設以前から毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。















