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【香港スプリント/3連単20点】強力・香港馬を1着固定 “想定2桁人気”波乱の使者も香港勢から

 

【香港スプリント/3連単20点】強力・香港馬を1着固定 “想定2桁人気”波乱の使者も香港勢から
香港スプリント2023出走馬

10日、香港・シャティン競馬場にて香港国際競走が行われる。2つ目に施行されるのが、短距離王決定戦・香港スプリント(GI・芝1200m)。スプリント路線は過去10年で8勝と圧倒的な強さを誇る地元香港勢だが、今年も強力な布陣で他国のライバルを迎え撃つ。日本からはマッドクールジャスパークローネの2頭が参戦し、ジャイアントキリングを狙う。

◆【香港スプリント2023予想/3連単20点買い目】“想定2桁人気”を絡めた1着固定5頭流し

■香港のトップホースに逆う余地は……

過去24回行われた香港スプリントだが、そのうち18勝は香港馬が制しており、この路線では無理に逆らう必要はない。今年の大将格・ラッキースワイネスは連軸に最も最適な安定感が魅力的。昨年の当レースでは、GI初挑戦ながら1番人気に支持されたものの、直線で窮屈な場面があるなどスムーズなレースができずに6着に敗れた。

しかし今年前半は6連勝をマークし、その間、香港スピードシリーズと呼ばれるGI3戦、センテナリースプリントC、クイーンズシルバージュビリーC、チェアマンズスプリントプライズを完全制覇。最優秀短距離馬に選出され、香港のトップホースに上り詰めた。

秋は始動戦から2戦連続で2着に敗れたが、ともにハンデ戦でトップハンデ135ポンド(約61キロ)を背負わされたもの。それでもキッチリ2着を確保できるのがこの馬の強みで、前哨戦の香港ジョッキークラブスプリントは着実にモノにし、本番へ向けて盤石の態勢を敷いた。充実一途の今なら、おそらく昨年の雪辱を果たすだろう。

■相手に加えておきたいリピーター

ライバルに一矢報いるのも、地元香港勢が強力。ディフェンディングチャンピオンのウェリントンは昨年、レーティング最上位ながら3番人気の評価に甘んじ、それをあざ笑うかのような快勝劇。だが、7歳を迎えた今年、ラッキースワイネスの後塵を拝する機会が多く、勝ち星に恵まれていない。とはいえ、崩れたのは2走前のアスコット遠征(10着)だけで、地元シャティンでは2着2回3着3回と、馬券には絡んでいるだけに、相手には加えておきたい。

昨年2着のサイトサクセスも、地元香港のスプリント路線では上位を賑わせる存在だが、7歳を迎えやや衰えを隠せない。それならば、新興勢力のビクターザウィナーが魅力的な1頭。

前走ジョッキークラブスプリントでは、2キロの斤量差があったとはいえ、王者ラッキースワイネスにクビ差の2着と肉薄。3着のウェリントンを1馬身離している点も評価できる。GI初挑戦でどこまで戦えるか疑問符が付くが、激走があっても何ら驚けない。