ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグ移籍を目指すオリックス・バファローズの山本由伸投手。
12日(日本時間13日)にはドジャースの主力選手ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手に加え、大谷翔平投手らが同席し球団幹部と面談を行ったと現地メディアが報じた。日本球界最強エース争奪戦のゆくえは果たして。
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■防御率は「3.84」とやや辛口予想
史上初の3年連続投手4冠とパ・リーグMVPに輝いた山本は、今季23試合に先発し16勝6敗、防御率1.21、164イニングを投げ169奪三振を記録。与四球わずか28、WHIP0.88という圧倒的な成績を残した。
米データサイト『fangraphs』の予測システム「Steamer(スチーマー)」は、早くも山本の来季成績を算出。166イニングを投げ11勝9敗、防御率3.84、WHIP1.20、今季の9.27をやや上回る奪三振率9.62、勝利貢献度を示す指標「WAR(Wins Above Replacement)」は3.1(今季の千賀滉大が3.4)と予想した。
やや辛口評価のように思われるが、今季のメジャー平均防御率は「4.33」で、投高打低のプロ野球に比べて1点以上高い。千賀も前年から1点ほど数字を落としており、日本時代のような成績を残すのは厳しいと見られる。一方で本拠地球場による“格差”があり、球団選びで数字が左右される可能性も高い。ドジャースやメッツ、ヤンキースなど移籍先次第で成績予想が大きく覆されてもおかしくはないだろう。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)