ポスティングシステムでメジャーリーグ移籍を目指していた、山本由伸投手の移籍先がドジャースに決定。
21日（日本時間22日）、現地複数のメディアがSNSなどで一斉に報じた。12年総額3億2500万ドル（約462億円）の投手史上最高額と見られている。
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■ドジャースは総額534億円の支払いに
今オフ、投手補強最大の目玉だった山本が選んだのは、ヤンキースでもメッツでもなく、大谷翔平と同じ西海岸の強豪ドジャースだった。
『ESPN』のジェフ・パッサン記者の情報によると山本の契約は、12年総額3億2500万ドル（約462億円）。メジャーリーグで1球も投げていない山本が、今季ア・リーグのサイヤング賞ゲリット・コール投手を総額で100万ドル上回る超大型契約を手にした。さらに、ドジャースはオリックス・バファローズにポスティング料として5060万ドル（約72億円）を追加で支払うため、総支出は3億7500万ドル（約534億円）にも及ぶ。
山本は今季23試合に先発、164回を投げ16勝6敗、防御率1.21。勝率7割2分7厘で、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振を記録。3年連続で先発投手の主要タイトル4冠を獲得する史上初の快挙を達成した。来季は世界最高峰の舞台で、大谷とともにドジャースの一員として世界一を目指すことになる。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
