【MLB】大谷翔平と山本由伸を逃した球団の「プランB」が本格化 今永昇太ら先発投手の争奪戦に

 

【MLB】大谷翔平と山本由伸を逃した球団の「プランB」が本格化 今永昇太ら先発投手の争奪戦に
ドジャース・大谷翔平(C)ロイター

ポスティングシステムでメジャーリーグ移籍を目指していた山本由伸投手が21日(日本時間22日)、ナ・リーグ西地区の強豪ドジャース入団に合意した。

12年3億2500万ドル(約462億円)の超大型契約は、総額では投手史上最高額。大谷翔平投手に続くドジャース入りで決着し、スローペースだったFA市場の動きがいよいよ本格化すると見られている。

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■ドジャースのWS優勝オッズがトップに

今オフ最大の目玉だった大谷、そして、日本球界最高右腕の山本がいずれもドジャースと契約。年の瀬が迫る中、争奪戦に敗れた球団の次の手「プランB」が動き出す。高騰する移籍市場において、次の注目はナ・リーグサイヤング賞左腕のブレイク・スネル投手ら先発陣だ。MLB公式サイトは「クリスマス休暇後に市場がヒートアップする」と予想。今永昇太投手の評価も高く、好待遇での移籍が期待できるだろう。

現在、米大手ブックメーカー『FanDuel Sportsbook』が公開している来季のワールドシリーズ優勝オッズは、ドジャースが+380でトップ。2位がブレーブスの+650、今季大谷が所属したエンゼルスはパイレーツと並んで+10000、全30球団中24位タイと厳しい評価になっている。

大谷と山本に加え、レイズからエース右腕のタイラー・グラスノー投手を獲得するなど、着々と足場を固めているドジャース。未だ補強の余力を残しており、世界一達成に向けて盤石の布陣を整えてきそうだ。「トップ2」をさらわれた各球団の“反撃”にも注目したい。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)