21日に広島市で開催される第29回全国都道府県対抗男子駅伝の区間オーダーが大会事務局より発表された。男子10000m・日本記録保持者である塩尻和也(群馬・富士通)、箱根駅伝2024で区間賞を獲得した篠原倖太朗(千葉・駒澤大)、黒田朝日(岡山・青山学院大)など“オールスター級”のランナーが冬の広島を駆け抜ける。
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都道府県対抗駅伝の見どころとして挙げられるのが、普段はチームメイトの間柄にある選手同士の対決。3区では駒澤大学の篠原倖太朗(千葉)、伊藤蒼唯(島根)、安原太陽(滋賀)が激突。社会人に進んだランナーに目を向けると岸本大紀(新潟)、近藤幸太郎(愛知)は青山学院大学の同期だ。中央大学の先輩・後輩にあたる千守倫央(愛媛)、中野翔太(広島)の対決も見逃せない。
アンカー区間の7区も豪華絢爛。こちらも駒澤大学の鈴木芽吹(長野)、花尾恭輔(長崎)の同期対決に「山の妖精」 山本唯翔(新潟)と野村颯斗(山口)は第100回箱根駅伝で3位躍進を遂げた城西大学の往路メンバーだ。山登りの5区で区間賞争いを演じた若林宏樹(和歌山・青山学院大)とのリマッチにも注目が集まる。
年に一度の祭典に対してネットでは「仕事休み取れて最高」「箱根ロスだったので今週末が楽しみ」「地域に貢献するのは素晴らしいこと」と、夢の対決への期待を膨らませている。
1本の襷とともに広島の街を駆け抜ける都道府県対抗男子駅伝は、広島市平和記念公園前をスタート・フィニッシュ地点とする7区間、48.0 kmで開催。号砲は12:30予定だ。
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(SPREAD編集部)