ドジャースの山本由伸投手が28日(日本時間29日)、敵地・レンジャーズ戦でオープン戦初登板。19球を投げて2回1安打無失点3奪三振の好投で新天地デビューを飾った。
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■“4338億ウォンの腕” と大絶賛
山本の活躍を報じた記事は、韓国の最大手ポータルサイト『ネイバー』のスポーツカテゴリ・ランキングでアクセス数1位を記録するほどの大注目を集めている。
『スターニュース』のアン・ホグン記者は、「山本由伸は、ドジャースがなぜメジャーで投げたことのない彼に4300憶ウォンを超える巨額を投資したのか、デビュー前から明確に見せつけた」と、山本の衝撃デビューを大々的に報道。
アン記者は「1回を危なげなく終え、2回にも攻撃的な投球を繰り広げた」と山本の投球を振り返り、「タグアウトで観戦していた大谷が興奮気味にセレモニーを繰り広げるほど、山本の投球は圧倒的だった」「ドジャースファンは1打席ごとに立ち上がり、山本に拍手喝采を送った」と現地の盛り上がりを伝えた。
ほかにもMLB公式サイトや現地メディアの評価、ロバーツ監督や敵将のインタビュー、日本での活躍、大谷翔平投手との関係性などを幅広く取り上げたうえで「初登板から完璧な活躍を繰り広げた」「山本はドジャース最高のエースになるという期待を醸し出す」と絶賛した。
■開幕戦での『ミニ日韓戦』で関心が急加速
また、山本の登板が確実視されている、20日から韓国・ソウルで開催のMLB開幕戦については、「サンディエゴ・パドレスのキム・ハソンとコ・ウソク、ドジャースの大谷と山本という『ミニ日韓戦』の構図に多くの関心が寄せられている」と言及。
なかでももっとも注目を集めているのが、「ドジャースの山本vs.パドレスのキム・ハソンの投打対決」だという。
キム・ハソン内野手は、28日(日本時間29日)のオープン戦で4試合連続安打を記録するなど、打率.571、出塁率7割超えと絶好調。韓国が誇る好打者と、山本の対決の行方に関心が集まっている。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)