「サッカー女子会」 メディア、ファン、元なでしこが語る女子サッカーの魅力

5月20日、NIKEのフットボールイベントが開催された。

イベントの前半は「サッカー女子会」と称し、スポーツカメラマンの早草紀子さん、モデルの山本奈衣瑠さん、女子サッカー元日本代表の小林弥生さんが登壇。メディア、ファン、元サッカー選手の視点で女子サッカーの魅力を語った。

なでしこジャパンの変化と、女子サッカーの魅力

2011年、なでしこジャパンはW杯優勝を果たし、日本に女子サッカーフィーバーをもたらした。そして今年、フランスW杯が6月7日から開幕する。

2011年時は固定された選手でチームを形作り、組織を組み立ててから別の選手を試していたが、現在のチームは選手を固定せず、どの選手が出場しても同じレベルで戦うことが求められているという。

早草さんは「その形が理想」とし、「高倉監督はずっとぶらさずに取り組んでいる」と、かつてのなでしこジャパンとの違いを述べた。

いちサッカーファンとして山本さんは「話を聞いてるととても楽しみです」と笑顔でコメント。

続けて、「普段は男子サッカーを見ていますが、同じスポーツと思えないくらい違います。女子サッカーは選手とサポーターとの距離がとっても近くて、言葉が直接届くんです。なので、サポーターも『自分が応援している』っていう自覚もすごくあると思います」とスタンドから応援するファン目線での魅力を教えてくれた。

強豪・アメリカとの戦い

なでしこジャパンの1番のライバルと言われて思い浮かぶのは強豪・アメリカだろう。なでしこジャパンがW杯で優勝した2011年、準優勝した2015年も決勝の相手はアメリカであった。

早草さんは「1999年のW杯から常に1位であり、アメリカはエンターテイメントとして確立させている。音楽や手拍子もそうですが、盛り上げ方がうまい」とアメリカの女子サッカーについて語る。

対して小林さんは、「1999年のころは10点差くらいが普通にありました。逆に何点ビハインドで終われるか、みたいな(笑) どうしたら勝てるかを考えて、1対1は無理だから、数的優位を見つけてましたね 」と当時を振り返った。

「強いだけでなく、美しい」

試行錯誤を繰り返し、個々が努力をしてきた日本の女子サッカー界。

強豪のアメリカと肩を並べて戦えるようになったこともそうだが、女子サッカー選手の魅力はもちろんそこだけではない。山本さんはそれを次のように語った。

「女子サッカーを見ていると、シミュレーション(※)が全くないんです」
※反則をされた振りをすること

「プレーに対して真面目というか、日本の女性としての誇りというか。強いだけでなく、本当に美しいんです

また、なでしこジャパンへの期待を聞かれると、小林さんは「ひたむきに最後まで諦めないで、チームで戦ってほしい」とコメント。

早草さんは、「日の丸を背負う以上は、結果が大事になると思います。世界で勝っていくためにはチームで戦う軸以外にもう一つ何かを生んで、上昇気流を作って欲しい。今からプラスでできることは限られると思いますが、後悔と言い訳のないプレーを貫いて欲しいです」と力のこもったメッセージを送った。

来る6月7日、いよいよ4年に1度の女子サッカーW杯が始まる。なでしこジャパンの選手たちには、最後まで後悔のないプレーを見せてほしい。

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