米大手トレーディングカード会社、トップスは28日(日本時間29日)、ドジャースの大谷翔平投手と長期にわたる独占契約を結んだことを発表した。
トップスは大谷の直筆サイン入りカードや試合で使用された記念カードなどを、日米を中心としたグローバル市場に展開していく予定だという。
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■「レブロン・ジェームズと似た長期契約」
米スポーツ放送局『ESPN』によると、トレーディングカード部門社長のデビッド・ライナー氏は、大谷との契約について「野球界最高の選手であり、ユニークで世界的な選手で、投打両方こなす。この選手のグッズは不可欠だし、ファンが追い求めるサインや記念品も絶対に必要だ」とその重要性をコメント。
日本での事業展開については、「私たちは積極的に活動しており、今後も広く普及していく」とし、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど具体的な店舗の名前も挙げた。続けて「日本は野球に情熱を注ぐ人々がたくさんいる素晴らしい国だ。そして、ショウヘイは日本にとってとても大切な存在だ」と普及に懸念は感じていない様子だ。
また大谷と結んだ契約については、1月にNBAの名門・レイカーズで活躍するレブロン・ジェームズと結んだ契約に似た「長期契約」であると語り、同士は「アスリートパートナーシップのあり方を変えたい」と主張。
「これまで、トレーディングカード会社は、遠征先のホテルの部屋などでアスリートの前に1000枚のカードを置いて、走り書き(サイン)をさせていた。彼らが大金を稼いでいるのは周知の事実だが、我々は真のパートナーシップを望んでいる。選手たちはカードにサインする。それも仕事の一部だが、我々はレブロンのように、ショウヘイを家族の一員として迎え入れ、真のパートナーシップを築こうとしている」とホワイトな契約であることを強調した。
さらに、「(ショウヘイは)野球というスポーツを世界規模で広めるチャンスを持つ選手だ。彼はベーブ・ルース以来見られなかったことをやっている。ショウヘイがこれからもファンをコレクターに変えてくれることを願っている」と大谷の今後の活躍とトレーディングカードの普及にも期待を寄せた。
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