卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は10日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング12位の平野美宇（木下グループ）は同6位の陳幸同（中国）と対戦。0ー3のストレートで敗れた。
初戦敗退を喫した平野が試合後に中国選手相手の戦いを振り返っている。
◆平野美宇、パリ五輪終えた24歳は世界選手権出場に“照準” ロスに向けては「まずは目の前の試合や1年後のことをやる」
■第2G以降は僅差もストレート負け
平野は世界ランキングのポイントを重ねたいなか行われたマカオでのWTTチャンピオンズ。今大会第4シードの陳幸同といきなりのマッチアップとなったなか、第1ゲームを奪われた。第2ゲーム目以降は僅差にもつれ込む時間もあり奮闘を見せたが、ストレートで敗れ大会から姿を消すことになった。
平野は「中国選手は1球ずつのコース取りやミスの少なさなど、すべてが本当に精度が高い」とその特徴について言及し、「自分のなかでは少し成長できたかと思っていたんですけど、今日実際に試合をしたら本当の中国のトップ選手は全然レベルが違った。まだまだ全然レベルが違うなと思います」と世界トップとの違いをについて分析した。
“対中国”に対しては、「もちろんいろいろ試したりは必要だと思うんですけど、どの技術をとっても中国選手のトップは強い」と相手の強さを認めたうえで、「まだまだ自分にできることはたくさんある」と今後の対策については練っていくとした。
※取材協力：WTT
◆【速報／動画あり】平野美宇、世界6位の陳幸同相手に奮闘もストレート負け 初戦で激突の中国の壁を崩せず初戦敗退
◆張本美和、伊藤美誠は初戦突破なるか WTTチャンピオンズ マカオ 2024 日程、出場選手、最新ニュース、放送・ライブ配信予定一覧
