卓球の「WTTチャンピオンズモンペリエ」は22日、女子シングルス1回戦が行われた。今大会対戦の可能性があるのが伊藤美誠（スターツ）と平野美宇（木下グループ）の同級生ふたり。それぞれ初陣を戦い、白星スタートを切っている。
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■準々決勝で直接対決の可能性
フランスで開幕したチャンピオンズで同じ山に入ったのが世界ランキング9位の伊藤と同11位の平野。黄金世代対決の可能性があるなか、1回戦に挑んだ。
誕生日を迎えて24歳初陣となった伊藤は同22位のニーナ・ミッテルハム（ドイツ）との対戦。第1ゲーム終盤に抜け出し11－8でものにすると、第2ゲーム以降も伊藤が支配する形となり、11－6、11－9でそれぞれゲームを奪い、ストレート勝ちを収めた。
第7シードに入った平野は同58位のエリザベタ・サマラ（ルーマニア）との戦い。35歳のベテラン相手に平野が支配し、第1ゲームを11－3、第2ゲームは11－1で奪取して圧倒する。サービスからも得点を重ねた平野が第3ゲームも11－5でものにして完勝した。
両者が順当に勝利を収めたなか、伊藤は23日に行われる徐孝元（韓国）とプリティカ・パバド（フランス）の勝者と2回戦で対戦。一方の平野は、ディナ・メシュレフ（エジプト）と初戦を迎える大藤沙月（ミキハウス）と戦う可能性があり、国際大会で快進撃を続ける20歳との対戦が決まれば、平野にとってはカギを握る同士討ちが実現することになる。
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