伊藤美誠が振り返った24歳初白星 明かした卓球スタイルの変化「リオ五輪が終わってからは……」【WTTチャンピオンズモンペリエ】

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

伊藤美誠が振り返った24歳初白星 明かした卓球スタイルの変化「リオ五輪が終わってからは……」【WTTチャンピオンズモンペリエ】
伊藤美誠(C)WTT

卓球の「WTTチャンピオンズモンペリエ」は22日、女子シングルス1回戦が行われた。世界ランキング8位で第4シードの伊藤美誠(スターツ)は、同22位のニーナ・ミッテルハム(ドイツ)と対戦。ゲームカウント3-0のストレートで2回戦進出を決めた。

前日に誕生日を迎えていた伊藤は試合後に取材対応。24歳の初白星を振り返っている。

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■試合前には誕生日コール

伊藤はミッテルハムとの戦いで第1ゲーム終盤に抜け出し11-8でものにすると、第2ゲーム以降相手の時間帯もあったなか、総合力で上回る伊藤が11-6、11-9でそれぞれゲームを奪い、ストレート勝ちを決めた。

伊藤は誕生日コールが送られたことに対し、「今日会場のお客さんみなさんに歌を歌ってもらってとても嬉しかったですし、フランスで誕生日を迎えることができてとても嬉しい」と喜びを口にした。

試合はストレート勝ちとなったが伊藤は、「セット数は3-0だったんですけど、1つ1つのポイントだったり点数は接戦だった」と試合を振り返り、「最終セットも相手のリードがあったんですけど、落ち着いて考えながら足を動かしてという感じで思い切ってプレーできた」と冷静な試合運びが勝因だったと明かした。

伊藤は24歳を迎え、若いころとの卓球スタイルの違いにも言及。「リオ五輪までは相手とか関係なくプレーしていたんですけど、リオ五輪が終わってからは考え方が大人になった卓球になってきた」と語った伊藤は、「今は落ち着いてもできるし、昔のころのように思い切ったプレーも出せる」と幅広く自分を表現できるようになったと述べた。

勝利を飾った伊藤は2回戦で徐孝元(韓国)とプリティカ・パバド(フランス)の勝者と対戦する。24歳を迎えた初の国際大会でどこまで勝ち上がれるかは注目となる。

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※取材協力:WTT

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