大藤沙月が伊藤美誠撃破を振り返る「今日の勝ちは自信」 初の大舞台で躍進期待も「気にすることなくできたら」【WTTファイナルズ福岡】

大藤沙月が伊藤美誠撃破を振り返る「今日の勝ちは自信」 初の大舞台で躍進期待も「気にすることなくできたら」【WTTファイナルズ福岡】
大藤沙月(C)WTT

卓球の「WTTファイナルズ福岡2024」は21日、福岡県の北九州市立総合体育館にて女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング8位の大藤沙月(ミキハウス)は同10位の伊藤美誠(スターツ)と対戦。ゲームカウント3ー1で勝利した。

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■伊藤と10月以来のマッチアップも勝利

大藤は10月の「WTTチャンピオンズモンペリエ」で優勝を果たすなど躍進を見せてのファイナルズ出場。伊藤との注目のマッチアップとなった試合は第1ゲームからデュースの攻防。第2ゲーム以降も伊藤の時間がありつつも、大藤が徐々に圧力をかけていく。第4ゲームは0-3とリードを許したなか逆転でものにした。

大藤は試合後に「1ゲーム目とりたかったですけど、相手もすごくいい状態で入ってきて、2ゲーム目もどっちが取るか分からない状況だった。ここを取られたらいけないという状況だったので、ギアを上げて試合ができたので良かった」と安堵の表情を浮かべた。

10月の「WTTチャンピオンズモンペリエ」で勝利していた伊藤相手の連勝となったが「上の選手になるとどちらが勝つか分からない。そのなかで今回2連勝できて自信になりましたし、これからも対策されて苦しい試合でも今日の勝ちは自信になる」と胸を張った。

今季飛躍のシーズンを過ごす大藤だが、初のファイナルズについては「自信にはなってますけどあまり気にすることなくできたら」と言及。ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)と対戦する次戦についても自然体を強調した。

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