【阪神ジュベナイルF／前日オッズ】ブラウンラチェットに「4.0.0.0」の追い風単勝30倍以上の連対あり、今年の穴馬候補は

JRAは7日、第76回阪神ジュベナイルフィリーズ（GI、芝1600m）の前日最終オッズを発表した。

無敗のGI制覇を狙うブラウンラチェット（牝2、美浦・手塚貴久厩舎）が単勝2.5倍で1番人気、アルテミスS3着のショウナンザナドゥ（牝2、栗東・松下武士厩舎）が単勝5.2倍で2番人気。

以下、コートアリシアン（牝2、美浦・伊藤大士厩舎）が単勝7.6倍で3番人気、メイデイレディ（牝2、米・J.リー厩舎）が単勝9.2倍で4番人気と、ここまでが10倍以下。

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■乗り替わりなしの人気馬が堅実

過去10年、1番人気が【5.0.0.5】とピンかパーの成績。このうち単勝2倍台が【4.0.0.2】と最も勝ち馬が多いゾーンとなっている。敗れたのはナミュールとロカ。勝ち馬はすべてOPクラスで連対実績のある馬で、ポテンシャルは間違いなくともGI舞台で過剰人気、経験値の差が出た。実績文句なしのブラウンラチェットは勝ち切れる可能性が高まった。

単勝3.0～14.9倍のうち5番人気以内が【6.6.8.22】とこちらも中心視可能。前走から継続騎乗に限ると【6.3.6.10】勝率24.0％、複勝率60.0％にアップする。2歳の若駒だけに乗り替わりはマイナス、鞍上の継続で陣営の本気度も窺える。ショウナンザナドゥ、メイデイレディ、ビップデイジーは期待が持てる。

単勝30.0～54.9倍のゾーンは連対もしており【0.4.2.22】の成績。このうちキャリア3戦以内かつ中4週以上なら【0.3.2.6】複勝率45.5％、複勝回収値305をマーク。ローテーションとしてもここへ向けてしっかり準備できたことが窺える。こういった馬が人気の盲点になっていれば狙う価値あり。ダンツエランとジャルディニエの評価は上げたい。

馬連は（9）ショウナンザナドゥ－（10）ブラウンラチェットが8.5倍、3連複は（9）ショウナンザナドゥ－（10）ブラウンラチェット－（13）コートアリシアンが21.7倍、3連単は（10）ブラウンラチェット→（9）ショウナンザナドゥ→（13）コートアリシアンが57.1倍で1番人気。

■7日・前日最終オッズ

人気	馬名	単勝
1	ブラウンラチェット	2.5
2	ショウナンザナドゥ	5.2
3	コートアリシアン	7.6
4	メイデイレディ	9.2
5	ビップデイジー	15.7
6	アルマヴェローチェ	17.0
7	ミストレス	19.2
8	テリオスララ	19.5
9	カワキタマナレア	21.7
10	ランフォーヴァウ	24.9
11	ダンツエラン	34.4
12	リリーフィールド	52.2
13	ジャルディニエ	56.8
14	クリノメイ	71.3
15	スリールミニョン	79.5
16	モズナナスター	120.4
17	ジューンエオス	137.4
18	ミーントゥビー	176.1