メジャーリーグの球団幹部や代理人らが一堂に集うウインターミーティング(WM)が9日(日本時間10日)から、米テキサス州ダラスで開催。今オフ最大の目玉フアン・ソト外野手のメッツ入りが決まったことで、テオスカー・ヘルナンデス外野手の動向にも俄然注目が集まっている。
◆「T・ヘルナンデスが戻って来ないのは辛い」ロバーツ監督が心境吐露 米メディア「ドジャースは厳しい競争に直面」と再契約を不安視
■ドジャースはコンフォート獲得も……
米メディア『ドジャース・ネーション』のポッドキャストで司会を務めるダグ・マッケイン氏は同日、現地で取材中の米専門局『MLBネットワーク』ジョン・モロシ記者から最新情報を入手。ヘルナンデスのドジャース復帰について取り上げた。
モロシ記者は、「テオスカー・ヘルナンデスがドジャースに復帰する可能性はまだ十分に残されています。もし彼が復帰しない場合、クラブハウス内でもフィールド上でも大きな空白が生じるでしょう」と明かし、「今のところ、ドジャースにとってより手強い脅威はレッドソックスだと思います」と私見を述べた。
テオスカーは今季終了後、レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークについて「全てが素晴らしいです。そう話すのは私だけではありません。他の選手たちも同じように思っています。あそこの雰囲気は本当に素晴らしい。ファンはチームを愛していて、球場に足を運びサポートしてくれます。熱心なファンがいることは私にとっても大事なこと」と語っており、好意的な反応を示している。
ドジャースは8日(同9日)、同地区ライバルのジャイアンツからFAとなっていたマイケル・コンフォート外野手と1年1700万ドル(約25億4800万円)で契約合意。2019年には33本塁打、今季も左翼手として20本塁打を放つなど、長打力には定評があるバックアップを獲得したが、テオスカー復帰には影響がないとの見方が大勢を占めている。
ソト獲得は逃したものの、ブレイク・トライネン投手と再契約を結び、課題解消のために着々と足場を固めているドジャース。ファンにも人気のテオスカー復帰は実現なるか。
◆テオスカーの元同僚ゲレーロJr.が意味深投稿 ブルージェイズ復帰“匂わせ”に米メディア反応「いいねを押している」
◆最高額左腕と合意のヤ軍が狙うソトの穴埋め 強打攻守の33歳は「優先度が高い」T・ヘルナンデスらも候補に
◆GG賞10回アレナド、多くの球団に“トレード拒否権放棄”の柔軟な姿勢 代理人明かす「ドジャースはマンシーをスタメン三塁手に」