「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は28日、東京都の代々木第二体育館にて行われ、木下アビエル神奈川は京都カグヤライズと対戦。ゲームカウント4ー0で勝利した。
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■九州は26日に日本生命相手に勝利
平野美宇はここまでシングルス10戦全勝で勝率は「100%」。菅澤柚花里と対した第4マッチの戦いでは変則的な相手にも対応能力を見せ、11-9で第1ゲームを奪取。そのまま勢いに乗り、第2ゲームを11-3、第3ゲームを11-8で取り切り連勝をさらに伸ばした。
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平野は試合後に「あまり対戦したことがなかったんですけど、前回に張本(美和)選手と対戦していてすごくやりにくそうな選手だと思っていた」と事前のイメージを持っていたとし、「相手のサーブが特徴だったので、そこは難しい面もありましたが、すごく苦とはせずにほとんど自分のペースでできた」と試合内容については満足感を示した。
29日には2024年の最終戦となる九州アスティーダとの戦いを控えるが、26日に3位の日本生命レッドエルフ相手に2点取りし、チームを勝利に導いた韓国のエース、申裕斌が新たに加わっている。
パリ五輪のシングルス準々決勝でフルゲームの末に敗れた平野は、「若いけれど昔から堂々としている印象。前回の日本生命さんとの試合でも、鄭怡静選手に負けていた場面もあったんですが、最後の5番で勝ち切っていた」と印象を明かし、「勝負強さが印象的で、技術的にももちろん強いですが、精神的にすごくタフな選手だと思っています」と対戦が実現した際には難敵として立ちはだかると述べた。
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