10度目の大晦日大会「RIZIN DECADE(RIZIN.49/雷神番外地)」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。
朝倉未来軍と平本蓮率いるブラックローズ軍の全面対抗戦「雷神番外地」は第6試合終了時点で3勝3敗。大将戦「安保瑠輝也vs.シナ・カリミアン」は安保が判定3-0で勝利した。
◆「判決が変わらないなら再戦やらねーよ」平本蓮、赤田戦の判定に抗議文提出と報告 大将戦前に「4勝2敗勝ち越しっす、帰りますか」
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■朝倉軍が4勝3敗で勝ち越しも……
体重20キロ、身長20センチ差と、圧倒的な体格差がある両者が、ボクシングルールで対決。
足を使いながらワン・ツーを放っていく安保に対し、終始挑発の言葉を投げかけるカリミアンの試合は、最終ラウンドで反則の応戦になるなど荒れた。
序盤から安保のパンチに対し「効いていない」と首を振るカリミアンだが、安保のボディが効き始めたか、第3ラウンドからカリミアンの足が止まり始めた。第4、5ラウンドにはカリミアンがガードを下げ挑発する場面もあるが、安保は冷静にワン・ツーを入れ続ける。
しかし、迎えた最終6ラウンド。カリミアンが反則のバックハンドブローを放つと、安保もお返しのバックハンドブローで応戦。その最中、長瀬レフェリーにも被弾した。
試合結果は安保の判定勝利となったが、2、3発と被弾しながら反則を止めた長瀬レフェリーにも拍手が贈られ、SNS上でも「レフェリー、よく耐えた」「長瀬レフェリー最強」との声が上がるなど、大将戦は大荒れの試合となった。
全面対抗戦「雷神番外地」は4勝3敗で朝倉軍が勝ち越し。だが、第1試合の判定結果に平本がSNSで抗議のメッセージを投稿するなど、代理戦争に遺恨を残すかたちとなった。
2025年5月4日東京ドームで開催と発表された「平本蓮 vs. 朝倉未来2(THE MATCH 2)」へ向け、早くも因縁のストーリー第2章を漂わせている。
◆【実際の映像】カリミアンの大荒れに会場も騒然! 掟破りのバックブローと長瀬レフェリーまさかの被弾シーン
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