10度目の大晦日大会「RIZIN DECADE(RIZIN.49/雷神番外地)」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。第2部第4試合は桜庭大世が矢地祐介を相手に1Rわずか26秒でTKO勝利を飾った。
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■「モテたい」という理由でMMAへ
伝説のグラップラー・桜庭和志の長男のデビュー戦は、まさかの打撃一発による決着だった。
ゴングと同時に矢地が前に出ると、桜庭は打撃で応戦。矢地が蹴り上げたところをキャッチし、桜庭は左ストレート一閃。この一発で矢地はリングに崩れ落ち、パウンドで畳み掛けたところでレフェリーが止めた。
どよめきが収まらないさいたまスーパーアリーナのリング中央で、堂々とマイクを取った桜庭は「七光りでも強いんだぞ、というのを少しは見せられたと思います。もっと練習頑張っていくので応援よろしくお願いします」と、爽やかに勝ち名乗り。
「モテたい」という理由から、本格的に総合格闘技の練習に取り組んだのは2年前。プロ42戦目のキャリアを持つ矢地を秒殺した26歳のデビュー戦は、格闘技界に新たなスター誕生を期待させるものだった。
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