10度目の大晦日大会「RIZIN DECADE（RIZIN.49／雷神番外地）」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。
第2部「RIZIN.49」第10試合で行われたバンタム級王座次期挑戦者決定戦は元谷友貴が判定3－0で勝利を飾った。
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■王者・井上「戦うのが楽しみ」
（C）RIZIN FF
現王者・井上直樹との王座挑戦権を獲得したのは元谷だった。
第1ラウンド、秋元はラウンドする元谷にプレッシャーをかけて打撃を放つ。元谷にグラウンドに持ち込まれトップポジションをキープされるも冷静に対応。秋元はチョークを狙われるも、これを回避した。
第2ラウンド、再び組み付きにきた元谷。秋元はバックをとられると、4の字ロックで固められ、なかなか起き上がることができない。打撃で削りながらバックチョークを狙う元谷と、立ち上がろうとするもグラウンドに引きずり込まれる秋元の試合は最終ラウンドへ。
第3ラウンド、秋元がプレッシャーをかけて打撃を繰り出す。テイクダウンを警戒し、遠い間合いから左フックからのワンツー、膝などを繰り出す。しかし、元谷が組み付き再び4の字ロックの体勢に。秋元はバックをとられた状態で、チョークに対処。最後は元谷が秋元の頭部に打撃の連打を浴びせ試合終了。元谷が判定3－0で勝利し、バンタム級王座次期挑戦権を獲得した。
元谷は試合後のマイクで「秋元選手は本当に強くて、18歳で大きなものを背負って本当にすごいと思う。秋元選手にとってこれが成長するきっかけになってくれれば」と語った。
「RIZIN.50」で元谷と対戦する王者・井上は「また元谷と戦うことになって、レベルアップしてると思うので戦うのが楽しみだ」と来る日のタイトルマッチを待ち望んでいる。
元谷に敗れた秋元は、今回がプロ初黒星。戦績は7勝（4KO、1サブミッション）1敗となった。
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