卓球の「ITTF-ATTUアジアカップ2025」が19日から中国の深圳にて行われる。日本からは男女10選手がエントリーしており、躍進が期待される。
なかでも注目されるのが女子シングルスの戦い。日本勢が世界ランキング上位を占める中国勢にどこまで対抗できるかが焦点となってくる。
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■早田と並ぶ8強入りで健在ぶり示す
2月上旬に行われた「シンガポールスマッシュ2025」で早田ひな(日本生命)と並びベスト8入りしたのが伊藤美誠(スターツ)。同大会では3回戦で世界ランキング11位の銭天一(中国)に快勝を収めるなど、24歳が健在ぶりをアピールした。
そんな伊藤は世界ランキング9位で迎える今大会のグループステージで、同7位の蒯曼(中国)、同62位のゼン・ジャン(シンガポール)、同185位のサルビノス・ミルカディロワ(カザフスタン)と同組に。シンガポールスマッシュで準優勝するなど活躍が光る中国の21歳サウスポーとの争いには注目が集まる。
なお、伊藤はタイのバンコクで行われた前回大会では現世界3位の王芸迪(中国)相手に決勝で敗れたものの、準優勝を果たしている。3年ぶりの開催となる今回のアジアカップでどこまで勝ち上がれるか期待される。
中国期待の若手である蒯曼と同組に入った伊藤。2試合目には直接対決も控えるなか、グループステージを突破して上位進出できるのか。
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