【MLB】大谷翔平に“フラれた”ブ軍CEO、二刀流の特異な経済効果に言及「マーケティング価値が契約を大きく上回った選手は一人だけ」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】大谷翔平に“フラれた”ブ軍CEO、二刀流の特異な経済効果に言及「マーケティング価値が契約を大きく上回った選手は一人だけ」
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

公式放送局『MLBネットワーク』は21日(日本時間22日)、今季オフにFAとなるブルージェイズの主砲ブラディミール・ゲレーロJr.内野手を特集。球団社長兼CEOマーク・シャピロ氏のコメントを取り上げ、契約延長の可能性を取り上げた。

また、同氏はドジャース大谷翔平投手がもたらす特異な経済効果についても言及している。

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■主砲ゲレーロJr.との再契約には前向き

シャピロ氏は主砲のゲレーロJr.について「我々は彼と契約延長を結ぶつもりだ。彼はキャリア全てをブルージェイズでプレーしたいと思っているし、我々も彼がこのユニフォームでキャリアを終えることを望んでいる。ブルージェイズの真のレガシープレーヤーになるだろう」と明かし、再契約に向けて意欲を見せた。

また、「私がメジャーリーグにいる間に、マーケティングの価値が契約の価値を大きく、意味ある形で上回った選手はただ一人だけ」と言及。具体名こそ挙げなかったものの、番組内では「これは、恐らくショウヘイ・オオタニのことを指すだろう」とし、大谷が持つ圧倒的な経済効果は特別なものであると報じた。

シャピロ氏は、「それ以外のケースでは、何十万枚ものチケットを売る唯一の要因は勝利だと言える。ブラッド(ゲレーロJr.)みたいな人を惹きつける魅力を持っていても、負けているチームのスター選手をファンは見に来ない」と話し、勝利への強いこだわりも覗かせた。

ブルージェイズは近年、大谷や佐々木朗希投手ら多くの大物選手にアプローチをかけてきたが獲得競争にことごとく敗れている。それでも、本拠地ロジャース・センターに多額の改修費をかけ、先発ローテーションを整備するなど、強豪揃いのア・リーグ東地区を勝ち抜くための基盤は整えてきた。今季オフは、主砲との再契約が最重要課題になるだろう。

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