【天皇賞春/穴ライズ】完敗の一戦から馬が一変 単勝オッズ“2桁”想定の惑星が「適性×成長」で急浮上

【天皇賞春/穴ライズ】完敗の一戦から馬が一変 単勝オッズ“2桁”想定の惑星が「適性×成長」で急浮上

第171回天皇賞春は4歳世代が中心視されるが、昨年は前年のダービー馬と菊花賞馬が惨敗。ひと筋縄ではいかない一戦であり、2年連続で3連単は万馬券を記録している。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ハヤテノフクノスケ」を取り上げる。

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■ハヤテノフクノスケ

早期から長距離路線に照準を絞り、昨秋の菊花賞にも参戦。4角で不利を受けながら15番人気で8着は上出来だが、この時点では上位馬との差を感じる内容だった。

ただ、年明けから一変。休み明けでプラス18キロと馬体に実が入り、2勝クラスを4馬身差で楽勝すると、続く3勝クラス・阪神競馬場リニューアルオープン記念も2着馬に5馬身差と更に着差を広げ2連勝を飾った。

その前走の勝ち時計は阪神芝3000m3分02秒9。時計が出る馬場コンディションだったとはいえ、サンライズアースが圧勝した阪神大賞典より0秒4も速く、他陣営が白旗を挙げるほど。菊花賞時は馬体の維持に注意を払いながらの調整だったが、休養を経て体質が強化され、稽古で負荷をかけても馬体増と充実期へ突入した感がある。1週前には栗東CWコース6F79秒8-1F10秒9を楽々とマーク、更に1段階上のレベルに到達している。

4歳世代が中心視される中、実績面からあくまで「惑星」の扱いを受けそうだが、長距離適性と成長度合いを加味すれば同世代のライバルと遜色ないと見た。8枠15番はフルゲート時なら7枠。7枠は昨年のテーオーロイヤルが好位追走から快勝しており、悲観する枠でもない。むしろオッズに妙味が出て「買い」だ。

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