【天皇賞春】データが導き出した驚愕の「勝率23.8%」 見えた、ノーザンファーム生産馬「勝ち負けの境界線」

【天皇賞春】データが導き出した驚愕の「勝率23.8%」 見えた、ノーザンファーム生産馬「勝ち負けの境界線」

かつては華のある名馬達が数々のドラマを生んだ天皇賞春。ライバル対決、陣営・騎手の策略……。「勝つのはサクラローレルだ!」「いやマヤノトップガンの方が強い!」といったファン同士の論戦が、居酒屋を賑わしていた頃が懐かしい。あの頃は馬券を超えた純粋な勝負に皆が一喜一憂していた。

メジロマックイーンやライスシャワー、スーパークリーク、イナリワン……。本当に強い馬が多かった。今の天皇賞春を否定する気はないが、興味のある方はそのバックボーンを知った上でYoutubeなどを利用して、ぜひ当時のレースをご覧頂きたい。

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■「ノーザンF生産馬」勝つ馬と勝てない馬の差とは?

さてノスタルジーに浸ってはいられない。問題は今年の天皇賞春

ここ10年を見るとノーザンファーム生産馬の躍進が凄まじい。2005年~14年の10年が【2.4.2.38】、2015~24年が【5.4.5.46】。勝率にすると4.3%が8.3%にほぼ倍増。「長距離戦は騎手の腕にかかっている」と言われるが、近年はローテーションから調整にまでノーザンファームが関与していることも成績アップの要因だろう。

とはいえ10戦中5回の勝ちには逆らえないが、勝率8.3%じゃ軸に物足りないというのが本音。問題は分母。出走頭数が多いことだ。ノーザンF生産馬の「勝つ馬と馬券にならない馬」の差が分かれば、分母が減らせて確率はグンと上がるんだけどなぁ。と思いつつデータをさらに深掘った。そしてついに辿り着いたのが下図。

2015~24年ノーザンファーム産セレクトセール落札額・一口クラブ募集価格5000万以上の天皇賞・春成績

2015~24年ノーザンファーム産セレクトセール落札額・一口クラブ募集価格5000万以上の天皇賞・春成績

セレクトセール落札額と一口クラブ募集価格が5000万円以下の馬をデータから排除。するとその勝率は23.8%に大きく跳ね上がった。勝ち馬をすべてカバーできたのが大きい。
馬の価格は血統や馬体、性格などを加味して「走りそうかどうか」で判断される。高い馬が必ずしも強いとは限らないが天皇賞春においては見事にハマった形だ。これでセレクトセール落札額と一口クラブ募集価格が5000万円以下の馬は軸から外せる。

一口クラブのツアーで兄よりも極端に高い金額で募集されている馬がいた。「お兄ちゃんと比べてどうですか?」とスタッフに聞いてみると「ぜんぜん違うんですよね」と言われ、「兄と違うのにこの価格なら、いらないや」と出資対象から外して、非常に残念な思いをしたことがある。兄ドリームジャーニー(2000万円/一口50万円)の全弟で6000万円/一口150万円で募集されていた馬、後のオルフェーヴルである。

いつものごとく脱線してしまったが、それほど価格には重要な意図が隠れている。生産から馴致、育成を見てきた者にしかできない値付け。セールにおいても牧場スタッフからの助言・情報は大口馬主に伝わり、落札額に大きな影響を与える。セールの落札額や一口クラブの募集価格は、馬主や一口クラブ出資者と牧場との「信頼」を保つためのもの。その「信頼」は高くて走らない馬ばかりでは成り立つわけがないのである。

■とにかく欲しいG2以上での距離実績

「強ければ距離なんて関係ない」は2017年のキタサンブラックで終わっている。馬券に絡む馬に欲しいのは、G2・芝2200m以上の実績。天皇賞春は最後の直線だけのヨーイドンにはならず、スタミナと持続力が必要なレース。その証拠にここ10年の脚質は以下の通り。

逃げ【2.0.0.10】勝率16.70%/連対率16.70%/複勝率16.70%
先行【5.8.6.18】勝率13.50%/連対率35.10%/複勝率51.40%
中団【3.2.4.68】勝率3.90%/連対率6.50%/複勝率11.70%
後方【0.0.0.37】勝率0.00%/連対率0.00%/複勝率0.00%

上がり3Fのキレ味は使えない。

天皇賞春好走の前哨戦

天皇賞春好走の前哨戦

前哨戦として名前が挙がっている大阪杯(産経大阪杯)には違った意味で注目。ここで好走した馬は消し!むしろ完敗して、芝2200m以上に実績のある馬は人気落ちで狙い目。大阪杯(産経大阪杯)芝2000mと天皇賞春は全くの別物。G2時代の産経大阪杯とG1となった大阪杯から天皇賞春を連勝したのは、先に書いたキタサンブラックの2回のみ。余程の馬でない限りあり得ない。

■【天皇賞春】が特殊だからこそのリピーター

長距離血統が日本競馬で衰退してしまったのは、一にも二にも番組の少なさ。番組が少なければ、さらに衰退は続く。そして血統に関わらずスタミナタイプの馬達は、クラスが上がれば上がるほど同じメンバーが対戦することとなる。その頂点が天皇賞春
フィエールマン【2.0.0.0】
キタサンブラック【2.0.0.0】
テーオーロイヤル【1.0.1.0】
ディープボンド【0.3.1.0】
シュヴァルグラン【0.2.1.0】
カレンミロティック【0.1.1.1】
ここ10年で馬券に絡んだリピーターはこの6頭。面白いのがディープボンドを除く5頭が、2度目の挑戦で着順を上げている点。例えば「2022年3着のテーオーロイヤルは、2024年2度目の挑戦で1着に」と言った具合。2連覇を果たした2頭はこれ以上着順を上げられないので、この5頭に加えてもいい。この好走パターンに嵌まる天皇賞春で馬券圏内にきたことのある馬は買うべきだ。

リピーターが順位を上げるのは競走馬自体の経験はもとより、各陣営の知識・創意工夫の現れと言えよう。

来年以降も役立つはずなので、覚えていて損はない。

■データから【天皇賞春】で狙いたい馬はコレ!

堅い決着ばかりだから、軸をしっかり決めて3連単で仕留めたい。軸候補は2頭だ。

1頭目はジャスティンパレス

今年のリピーターとして注目されるのは、2022年1着のこの馬。セレクトセールで2億900万円の落札価格もデータに合う。前哨戦・大阪杯で、6着だったことで人気が落ちそうなのは大歓迎。1年あけての勝利といえば1993年・95年のライスシャワーだけだが、ここはデータを信頼したい。

2頭目はサンライズアース

セレクトセール落札価格は、ちょっと足りない4950万円。それでも前走・阪神大賞典の6馬身差圧勝劇は、昨年のテーオーロイヤル、一昨年のジャスティンパレスを超える。「長距離界の超新星」誕生を見られるかもしれない。

■「人気薄の激走馬」をも見抜く「ホンモノの情報」がここにある!

「人気薄の激走には理由がある」これがいかに重要か馬券ファンなら誰しもが知るところ。その重要性を理解し、データや情報に裏付けされたレースを見極めなければプラスにはならない。

しかし、これがいかに難しいことか……。

強者の思惑を掌握する事で、必然の的中は存在する」「本物を、超一流を知れ、それが絶対的な保険になる」と言い切る会社がある。この会社では週末に無料で買い目が公開されており、その質の高さには目を見張るものがある。このチャンスを見逃さず、一度その実力を体感してみてはいかがだろうか。

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※本稿はプロモーションを含みます。

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