卓球の「WTTチャンピオンズ横浜2025」は8日、神奈川県の横浜BUNTAIで男子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング23位の篠塚大登(愛工大)は同16位の呉晙誠(韓国)と対戦。ゲームカウント1ー3で敗れ2回戦進出を逃した。
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■同世代の韓国19歳に敗戦
篠塚は日本勢3番手の世界ランクにつけるなど、シングルスでも上位を目指し地元開催大会に乗り込んだ。韓国19歳の実力者との戦いでは、1ゲーム目を奪われると、積極的な攻めで2ゲーム目を11-9で奪った。しかし、終盤にかけては打ち合いで押されるシーンも見られ、4ゲーム目はデュースを落とし無念の敗退となった。
篠塚は試合後に「どのセットも自分が攻めてるのにミスしてしまっていたので、そういう1、2球の差がまだまだ足りない」と反省点を口に。「攻めを速くするとかそういうところを変えようとやってきたんですけど、なかなかそれが上手くいっていないので、もうちょっとコースをつけるようにするとか違ったことが必要。自分でも何がいいのか分かっていない状況なので、試行錯誤していきたいです」と今後に向けた修正点を明かした。
日本開催大会は初戦敗退となった篠塚だが、新シーズンはドイツ・ブンデスリーガ「グリュンヴェッターズバッハ」の一員として海外挑戦する運びとなっている。
ドイツには12日に出発するという篠塚は、「レシーブからの展開が上手くいっていないことが多いので、ドイツに行ってからはレシーブからの展開の練習を多くやっていく」と新天地でのポイントを明かし、「1人1人サーブが違うと思うんですけど、どういったサーブにも対応できるようにしていきたい」と武者修行での進化に意欲を示した。
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